ステップ 4:専用ユーザーアカウントの作成

データベースが復元された後、WhatsUp アプリケーションからの接続にユーザーアカウントが必要になります。以下の手順の例では、WhatsUpGold_User という名前と P@ssw0rd というパスワードでアカウントを作成します。このユーザーは Whatsup、NetFlow、NFArchive の各データベースに接続して使用するための必要なアクセス権で設定されます。すべてのコマンドは SQL Server Management Studio の [New Query (新しいクエリ)] ウィンドウで実行されます。

  1. SQL Server Management Studio のツールバーで [新しいクエリ] ボタンをクリックします。

    [New Query (新しいクエリ)] ボタンをクリック

    画面右側に空白のクエリウィンドウが表示されます。

  2. 次の入力を行います。

    USE [master]

    GO

    CREATE LOGIN [WhatsUpGold_User]

    WITH PASSWORD = N'P@ssw0rd',

    DEFAULT_DATABASE = [WhatsUp]

    GO

    クエリウィンドウに作成する専用ユーザーの SQL コードを入力

  3. [実行] ボタンをクリックします。コマンドが実行され、クエリ下部に [Command(s) completed successfully (コマンドは正常に完了しました。)] という確認のメッセージが表示されます。
  4. 復元された 3 つのデータベースそれぞれの dbo ユーザーに新しいログインを割り当てるには、クエリウィンドウで次のコマンドを入力します。

    ALTER AUTHORIZATION ON DATABASE::[WhatsUp] TO [WhatsUpGold_User]

    ALTER AUTHORIZATION ON DATABASE::[NetFlow] TO [WhatsUpGold_User]

    ALTER AUTHORIZATION ON DATABASE::[NFArchive] TO [WhatsUpGold_User]

  5. [実行] ボタンをクリックします。コマンドが実行され、クエリ下部に [Command(s) completed successfully (コマンドは正常に完了しました。)] という確認のメッセージが表示されます。
  6. 新しいログインにアプリケーションデータベースを作成する権限を与えるには、クエリウィンドウに次のコマンドを入力します。

    GRANT CREATE ANY DATABASE TO [WhatsUpGold_User]

  7. [実行] ボタンをクリックします。コマンドが実行され、クエリ下部に [Command(s) completed successfully (コマンドは正常に完了しました。)] という確認のメッセージが表示されます。
  8. (省略可能) 新しいログインが WhatsUp 以外のデータベースを見ることができないようにするには、クエリウィンドウに次のコマンドを入力します。

    DENY VIEW ANY DATABASE TO [WhatsUpGold_User]

  9. [実行] ボタンをクリックします。コマンドが実行され、クエリ下部に [Command(s) completed successfully (コマンドは正常に完了しました。)] という確認のメッセージが表示されます。

参照

SQL Server Management Studio を使用して WhatsUp Gold SQL Server データベースを移行する

はじめに

ステップ 1:SQL Server が要件を満たすかどうかの確認

ステップ 2:データベースのバックアップ

ステップ 3A:Microsoft SQL Server へのデータベースの移行

ステップ 5:データベース接続の更新