検出スキャンの開始

WhatsUp Gold でデバイスを管理するには、まず、検出スキャンウィザード ([検出] > [新しいスキャン]) を使用して、WhatsUp Gold データベースにデバイスを追加します。インストールした WhatsUp Gold から到達可能なあらゆるネットワーク、サブネット、または IP アドレスに対して検出を実行できます。詳細については、「スキャンを最大限に利用する」を参照してください。

ヒント 既に作成されているプロファイルに基づいてスキャンを適用するには、「保存した検出プロファイルの使用」を参照してください。

検出には主なアプローチが 2 つあります。

タスク 1: スキャンモードとスキャンルールの選択

  1. 検出のモードを選択します。
    • [IP アドレススキャン]。既知の IP 範囲またはアドレスを入力します。これらのデバイスのみが返されます。

      包含ルール

      除外ルール (省略可能)

    • [シードアドレスのスキャン]。開始する IP アドレスを含めて、各マシンからアドレス/ホストリストを収集し、除外ルールとスキャンの深度に基づいて検出の対象を限定します。
      • [スキャンの深度]。検出プロセスでスキャンするホップ数を制限します。

      包含ルール

      除外ルール (省略可能)

      限定ルール (省略可能)

    メモ WhatsUp Gold で 1 つまたは複数の IP アドレスまたは範囲を無視するには、それらを除外ルールとして入力します。

  2. 調整してカスタマイズします。
    • [最大デバイス数]。WhatsUp Gold で検出するデバイスの数を制限する数量を指定します。
    • [詳細設定]。検出スキャンの詳細な調整に使用できる追加のコントロールが表示されます。[詳細設定] では、検出スキャン範囲を拡大して、特定のオプションを適用できます。
      • [仮想環境にスキャン範囲を拡大]。vCenter および Hyper-V サーバーホストを含めて、VM のトップダウン検出を確実に行い、[マイネットワーク] マップの仮想オーバーレイに表示されるホスト/ゲスト VM 関係も維持します。
      • [ワイヤレス環境にスキャン範囲を拡大]。ワイヤレスアクセスポイントと関連付けられたワイヤレスクライアントを検出/表示します。
      • [ストレージ環境にスキャン範囲を拡大]。SAN を検出/表示します。
      • [最大スレッド数]。実行する子の検出プロセス/ジョブの数を制限します。
      • [デバイスの命名]。ホスト名、DNS 名、または SNMP Sysname を使用します。
      • スキャン中に使用する特定の接続オプションを選択し、Ping タイムアウトと再試行設定を指定して、デバイスの自動更新を有効にします。
  3. [次へ] をクリックして、[認証情報] タブに進みます (認証情報リストを既に作成しており、更新を行わない場合は、[実行] をクリックします)。

タスク 2: 認証情報の選択と追加

  1. チェックボックスをオンにして、検出中にネットワークに接続されたデバイスにアクセスしてやり取りするために WhatsUp Gold が使用する認証情報を指定します。
    • インターフェイスの上部にあるコントロールを使用して、デバイス検出の認証情報の追加 WUG17.0N-IMG-ADD_CREDENTIAL_DISCOVERY 、編集 WUG17.0N-IMG-EDIT_CREDENTIAL_DISCOVERY 、優先順位付け WUG17.0N-IMG-PRIORITIZE_CREDENTIAL_DISCOVERY を行います。
    • 検出スキャン時にライブラリの適切な認証情報を使用するには、[現在と今後のすべての認証情報を使用する] を有効にします。
  2. [次へ] をクリックして、検出ウィザードの [スケジュール] 領域に進みます。

タスク 3: スケジュールの設定

日時をスケジュール設定し、これを定期スキャンにするか、単に [実行] をクリックします。

[次へ] をクリックして、検出ウィザードの [概要] 領域に進みます。

設定の確認と実行

  1. [設定]、[認証情報]、[スケジュール] のオプションを確認します。必要に応じて変更するには、該当するセクションの右側にある WUG17.0N-IMG-EDIT_CREDENTIAL_DISCOVERY をクリックします。
  2. [実行] をクリックして検出スキャンを開始するか、[保存] をクリックしてこのスキャン設定を WhatsUp Gold で検出プロファイルとして今後使用するために保存します。

最後に、選択したデバイスでデバイスレベルの監視を有効にするには、「検出されたデバイスの昇格」に進んでください。

参照

検出の実行

スキャンを最大限に利用する

検出されたデバイスの昇格

保存した検出プロファイルの使用

WhatsUp Gold のデバイスロール分類の管理