NTA クイックスタート

次のいずれかを行うことで、簡単に WhatsUp Gold でフロートラフィックデータを表示し、ネットワークトラフィック分析の機能を詳しく知ることができます。

メモ ソースデバイスが上記のいずれにも該当しない場合は、デバイスでフロー監視のエクスポートがサポートされていることを確認してください。詳細については、「ソースデバイス上でのフローエクスポートの設定」と「フローソースの追加と定義」を参照してください。

ネットワークでアドバタイズされている現在のフローエクスポートデータを表示する

ネットワークトラフィック分析を開始するとすぐに、WhatsUp Gold はソースデバイスからフロー統計値の収集を開始し、フローパケットを送信してフローデータベースに格納します。このデータベースを分析し、レポートを作成し、共有できます。次の手順ではこの簡単なシナリオを想定します。

  1. NTA ソースライブラリを開きます ([設定] メニュー > [ネットワークトラフィック分析] > [NTA ソース])。
  2. 有効で、かつフローエクスポータからパケットを受信中として登録されているデバイスを探します。
    • アクティブなデバイスが見つからない場合は、設定する必要があります。「フローエクスポートの準備が完了したソースデバイスを有効にする」というタイトルのセクションを参照してください。
    • アクティブで有効なフローデバイスが見つかった場合は、グリッドで選択し、[ソーストラフィック] ボタンをクリックしてレポートを確認します。
  3. フロー統計をカスタマイズします。

NTA ソースライブラリでフローエクスポートの準備が完了したソースデバイスを有効にする

フローパケットをエクスポートしているデバイスの有効な認証情報を指定すると、これらのデバイスは NTA ソースライブラリに表示されます。

  1. NTA ソースライブラリを開きます ([設定] > [ネットワークトラフィック分析] > [NTA ソース])。

    NTA ソースライブラリが表示されます。

    WUG17.0N-SP2-NTA_Source_Library

  2. テーブルグリッドで、収集するために NTA を有効にするデバイスを選択し、[編集] をクリックします (デバイスには NetFlow などのプロトコルを定義する必要があります)。

    [NTA ソース] ダイアログが表示されます。

  3. まだ有効でない場合は、[Enable data collection from this source (このソースのデータ収集を有効にする)] チェックボックスをオンにします (NTA 監視が有効になり、ライセンスにカウントされます)。
  4. 数分後に、同じ行を選択したまま、[ソースのトラフィック] ボタンをクリックすると、このソースで検出されたトラフィックがネットワークトラフィック分析ダッシュボードに表示されます。

Netflow ソース候補を設定し、ソースライブラリに追加する

WhatsUp Gold によって検出されているがまだ設定されていないフローソースデバイスを追加するには、[潜在的な Netflow ソース] ビューでこれらのソースを見つけて設定します。

  1. [潜在的な Netflow ソース] ビューを開きます ([設定] メニュー > [NTA デバイス設定] > [潜在的な Netflow ソース])。

    [潜在的な Netflow ソース] ビューが表示されます。

    Potential_netflow_sources

  2. リモート設定 MIB をサポートするデバイスを選択し (NeFlow MIB サポート = true)、[設定] ボタンをクリックします。
  3. フロー統計を収集するインターフェイスを選択します。
  4. [自動] をクリックし、リモート設定が完了するまで待ってから [保存] をクリックします。

    ソースライブラリにフローソースが表示されます。

  5. ネットワークトラフィック分析監視を有効にします。「NTA ソースライブラリでフローエクスポートの準備が完了したソースデバイスを有効にする」のセクションの手順を行います。

参照

ネットワークトラフィック分析

NTA システムの概要

NTA システム要件

NTA ソースの選択

ソースに関する収集の設定と有効化

集約ソース

トラフィックのグループ化

ポート番号別にトラフィックを分類する

サービスの種類 (ToS) ID のカスタムラベルの追加

リスナーポート、収集、および保管の設定

コレクタデータベースの保守

詳細フィルタによるトラフィックの削減と分析