ユーザーおよびユーザー権限は、割り当てられたユーザーグループに基づいて有効にするか、または [新しいユーザーの追加] ダイアログを使用して個別に有効にすることができます。
WhatsUp Gold ユーザーが実行できるアクションは、ユーザー権限によって決まります。ユーザーの管理権限を付与されたユーザーまたはこの権限を持つグループに属するユーザーは、ユーザー権限を管理できます。
Caution: 初心者ユーザー向けのアカウントを作成する場合、すべてのユーザー権限を付与しないでください。経験の浅いユーザーに過度のユーザー権限を与えると、選択を間違ったために、誤ってネットワーク監視が中断することが考えられます。新しいユーザーの場合、アカウントには新しいユーザーがアプリケーションに慣れるために必要な権限のみを付与することをお勧めします。後でユーザーが自信とアプリケーションの知識を身に付けたときに、権限を追加で付与することができます。
以下の表では、各ユーザー権限について説明します。
ロール |
セクション |
ユーザー権限の説明 |
ユーザーの管理 (管理者権限) |
アカウント管理 |
ユーザーが Web インターフェイスのユーザーを作成および管理できるようにします。このオプションを使用すると、ユーザーはグループアクセス権を指定できます。 |
すべてのダッシュボードの管理 |
アカウント管理 |
ユーザーがすべてのダッシュボード表示、またはその一部を追加、共有、コピー、削除できるようにします。 |
個人のダッシュボードの管理 |
アカウント管理 |
ユーザーが自分が所有するダッシュボード表示を追加、削除、コピーできるようにします。 |
パスワードの変更 |
アカウント管理 |
ユーザーが [ユーザー設定] ダイアログで自分のパスワードを変更できるようにします。 |
ダッシュボードの管理と発行 |
アカウント管理 |
ユーザーが自分が所有するダッシュボード表示を追加、共有、コピー、削除できるようにします。 |
アプリケーションモニタリングへのアクセス |
APM |
ユーザーがアプリケーション監視レポートを表示できるようにします。 |
アプリケーションプロファイルの設定 |
APM |
ユーザーがアプリケーション監視プロファイルを設定できるようにします。 |
アプリケーションインスタンスの設定 |
APM |
ユーザーがアプリケーション監視インスタンスを設定できるようにします。 |
検出機能へのアクセス |
デバイス |
ユーザーが [検出] タブにアクセスできるようにします。ユーザーに [検出] タブへのアクセス権を付与すると、そのユーザーはネットワークデバイスを検出し、特定のデバイス機能を識別できるデバイスロールを定義して、デバイスを監視対象として WhatsUp Gold に追加できるようになります。 |
デバイスの管理 |
デバイス |
ユーザーがアクセス権を持つグループで新しいデバイスを追加したり既存のデバイスを編集したりできるようにします。注: ユーザーが Web アラームを表示したり聴いたりするには、この権限が必要です。 |
デバイスグループの管理 |
デバイス |
ユーザーがネットワーク上でデバイスグループを作成、編集または削除できるようにします。 |
アラートセンターしきい値の管理 |
監視 |
ユーザーがアラートセンターしきい値アラートの確認を解決できるようにします。 |
アクションの設定 |
監視 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでアクションを作成、編集、削除できるようにします。 |
パッシブモニタの設定 |
監視 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでパッシブモニタを作成、編集、削除できるようにします。 |
定期アクションの管理 |
監視 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスで定期アクションを作成、編集、削除できるようにします。 |
アクションポリシーの設定 |
監視 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでアクションポリシーを作成、編集、削除できるようにします。 |
アクティブモニタの設定 |
監視 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでアクティブモニタを作成、編集、削除できるようにします。 |
パフォーマンスモニタの設定 |
監視 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでパフォーマンスモニタを作成、編集、削除できるようにします。 |
アラートセンターレポートへのアクセス |
レポート |
ユーザーが WhatsUp Gold アラートセンターレポートを表示できるようにします。 |
インベントリレポートへのアクセス |
レポート |
ユーザーがアクセス権を持つグループのグループインベントリレポートを表示できるようにします。 |
リアルタイムパフォーマンスレポートにアクセス |
レポート |
ユーザーがダッシュボードと完全なレポートでリアルタイムパフォーマンスレポートを表示できるようにします。 |
仮想モニタイベントログにアクセス |
レポート |
ユーザーが仮想モニタイベントログを表示できるようにします。 |
仮想モニタレポートへのアクセス |
レポート |
ユーザーが仮想モニタレポートを表示できるようにします。 |
レポートをエクスポート/ E メールで送信 |
レポート |
ユーザーが E メールで送信するレポートをエクスポートまたはスケジュール設定できるようにします。 |
スケジュール済みレポートの管理 |
レポート |
ユーザーが WhatsUp Gold Web インターフェイスで他のユーザーのスケジュール済みレポートを管理および表示できるようにします。[レポートをエクスポート/ E メールで送信] へのアクセス権があるユーザーは、自分が作成したスケジュール済みレポートを管理できることに注意してください。 |
アクセスグループとデバイスレポート |
レポート |
ユーザーがアクセス権を持つグループのグループとデバイスのレポートを表示できるようにします。 |
ネットワークトラフィック分析レポートへのアクセス |
レポート |
ユーザーが WhatsUp Gold Flow Monitor レポートを表示できるようにします。 |
システムレポートへのアクセス |
レポート |
ユーザーがシステムレポートを表示できるようにします。 |
仮想モニタマップへのアクセス |
レポート |
ユーザーがマップで仮想オーバーレイを使用できるようにします。 |
ワイヤレスのアクセス |
レポート |
ユーザーがワイヤレス監視レポートを表示できるようにします。 |
業務時間の管理 |
レポート |
ユーザーがシステムの業務時間フィルタを設定できるようにします。 |
リモートサーバーレポートにアクセス |
レポート |
ユーザーが分散プラグインのリモートサーバーレポートを表示できるようにします。 |
[ツール] メニューへのアクセス |
システム管理 |
ユーザーがネットワークユーティリティの [ツール] メニューにアクセスできるようになります。 |
認証情報の設定 |
システム管理 |
ユーザーが検出および監視対象のデバイスの認証情報を設定できるようにします。 |
ネットワークトラフィック分析の設定 |
システム管理 |
ユーザーがレポートのネットワークトラフィックソース、収集間隔、データ収集間隔を作成、編集、削除できるようにします。 |
E メール設定 |
システム管理 |
ユーザーが [E メール設定の指定] で WhatsUp Gold の E メール設定を指定できるようにします。 |
SNMP MIB の管理 |
システム管理 |
ユーザーが SNMP MIB Manager から SNMP MIB をダウンロードして削除できるようにします。 |
アラートセンターの設定 |
システム管理 |
ユーザーが WhatsUp Gold アラートセンターしきい値および通知ポリシーを作成、編集、削除できるようにします。 |
外部認証の設定 |
システム管理 |
ユーザーがユーザー認証の外部認証 (LDAP / MSAD / Cisco ACS) を設定できるようにします。 |
ワイヤレスの設定 |
システム管理 |
ユーザーがワイヤレス設定を設定できるようにします。 |
設定管理タスクの管理 |
システム管理 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスで設定管理タスクおよびタスクスクリプトを管理できるようになります。 |
システム管理 |
システム管理 |
ユーザーがパッシブモニタの最大レコード数、マップの最大次元数、モバイルアクセスの有効化と無効化などのシステム設定項目を編集できるようにします。 |
リモートサーバーの設定 |
システム管理 |
ユーザーがリモートサーバーを設定できるようにします。 |
WhatsUp Gold Distributed Edition または MSP Edition を使用する場合、リモートサイトレポートへのアクセスを許可する各ユーザーに対し、セントラルサイトで [リモートレポートへのアクセス] がオンであることを確認します。また、ユーザーが [リモートサーバーの設定] ダイアログでオプションにアクセスして変更できるようにする場合は、[リモートサーバーの設定] がオンであることを確認します。このダイアログには、セントラルサイトに接続されているすべてのリモートサイトのリストが表示されます。このダイアログでは、2 つの重要な設定を表示して編集できます。
左側で [割り当てられたユーザーグループ] の下にあるグループを有効にすると、右側でそのグループに関連付られている対応するユーザー権限が自動的に有効になります。これにより、個別に継承された権限を超える追加のユーザー権限を有効にすることができます。ユーザーをグループから削除しないと、グループメンバーシップに基づいて有効にした、継承された権限を無効にすることはできません。
Important: ユーザー権限、グループ割り当て、および認証方法の設定によっては、変更が反映されるまでに最大で 5 分かかる場合があります。