共有アドレス指定の一般的な使用方法
WhatsUp Gold の監視、毎日の作業、トラブルシューティングなどを効率よく実施するために、共有アドレスの公開が必要な場合もあります。
- 仮想化。
- (vCenter で複製した後などに) 管理者または VM 展開アプリケーションによって設定ミスが発生して VNIC アドレスが重複するケースを検出し、vCenter インスタンス ID を訂正して、します。
- 単一の物理デバイスで仮想ネットワークインターフェイスを実行している複数のゲストオペレーティングシステムを検出します。
- プロキシ。プロキシ IP アドレスの背後から検出クエリに応答している複数のホスト。
- 偽装。
- (特にワイヤレス AP から) 偽のアドレスを悪用してネットワークにアクセスするクライアントを特定します。
- 信頼されている IP または MAC アドレスを使用して偽装しようとするクライアントを特定します。
- 意図的なマスキング。
- ブリッジ。意図的かどうかにかかわらず 2 つのネットワークをつなげるブリッジまたはネットワークアドレス変換 (NAT)。
- IoT デバイス。POS キオスクなどネットワーク化された IoT デバイスや、冷蔵庫、テレビ、ワイヤレスメディア、スマートデバイスなどの家電製品は、同じ MAC アドレスを使用するように製造メーカーや小売業者が設定できます。さらにネットワークセットアップモードでは (初めて使用するときや、最近リセットした場合など)、多くの消費者向けデバイスが同じ静的 IP アドレスを使用します。
- 高可用性ネットワークまたはセンサーアレイ。分散展開やアーキテクチャのグリッド上のパターン (処理やセンサーなど) では、ノード間のネットワークロードバランスに対して同一のアドレス指定を使用できます。
注:一部の VPN ソフトウェアクライアントでは、シミュレートされた MAC レイヤーと一意でない MAC アドレスを持つネットワークアダプタを使用します。通常、このアドレス指定は VPN エンドポイントでは内部向けで、WhatsUp Gold 検出では検出されません。