設定管理 VLAN マネージャの使用

設定管理 VLAN マネージャ ([設定]メニュー> [設定管理] >[VLAN マネージャ]) を使用すると、VLAN 設定を簡単かつ動的に更新できます。VLAN マネージャを使用すると、個々のデバイスに対して VLAN の追加、編集、および削除を行うことができます。Cisco スイッチによって有効になる VTP (VLAN Trunking Protocol) を利用することもできます。このプロトコルでは、1 つのデバイスで VLAN プロパティを更新すると、他のデバイスで VLAN データベースの更新がトリガされます。または、1 つまたは複数の VLAN の仕様を 1 つのネットワークデバイスから他の VLAN 対応ネットワークデバイスにコピーして移動することができます。

Important: VLAN 仕様の変更を適用する前に、WhatsUp Gold のデバイスに適切な読み取り/書き込み認証情報が割り当てられている必要があります。一部のスイッチ/ルーターでは SNMP を使用して設定できます。それ以外の場合は、VLAN 設定の変更を適用するために、SSH または Telnet の認証情報が必要です (これにより、WhatsUp Gold がシステムスクリプトを実行できるようになります)。

VLAN マネージャのガイドライン

デバイスの VLAN 設定を管理するには、以下を考慮してください。

Tip: Cisco トランキングの詳細については、Cisco のマニュアルと、「VTP について」を参照してください。

VLAN マネージャを使用してデバイス VLAN を設定するには:

  1. [デバイスを選択...] をクリックして、[デバイスを選択] ダイアログからデバイスを選択します。
  2. [検出] をクリックして、選択したデバイスの VLAN 設定を検出し、表示します。検出された VLAN 情報は、ダイアログの [VLAN] セクションに表示されます。
  3. ダイアログの [VLAN] セクションで、スイッチの VLAN を設定します。
    • [追加]VLAN をスイッチの設定に追加します。
    • [編集] スイッチ設定用の VLAN 名のプロパティを編集します。

    Note: VLAN インデックスは編集できません。VLAN のインデックス番号を編集するには、VLAN をいったん削除してから、目的のインデックス番号を付けた VLAN を再度追加する必要があります。スイッチベンダーによって予約されている VLAN も編集できません。たとえば、デフォルトの VLAN または Cisco の予約済み VLAN のインデックス (1000~1024) は使用できません。

    • [削除] デバイスから VLAN のプロパティを削除します。

    Note: デバイスから VLAN を削除しようとすると、確認のプロンプトが表示されます。

    • [コピー先]。選択した VLAN をコピーして、別の VLAN 対応デバイス用に VLAN 名/インデックスの設定を複製します。
    • (一括アクション) VLAN を選択し、一括で実行する操作をクリックします。たとえば、完全な VLAN の仕様をバックアップデバイスまたは一時デバイスにコピーできます。
  4. ダイアログの [ポート VLAN 設定] セクションで、VLAN ポート割り当ての設定や設定の変更のコミットを行います。
    • 静的 (プライマリ) VLAN ID を設定するには、VLAN スイッチポートを選択してから [割り当て先] をクリックします。
    • [トランク] 設定タグを変更するには、VLAN スイッチポートを選択してから [トランクの追加/編集] をクリックします。
    • ポートをデフォルトのトランキングなし設定に戻すには、VLAN スイッチポートを選択してから [トランキングの削除] をクリックします。
    • 静的 (プライマリ) VLAN ID を設定するには、複数の VLAN スイッチポートを選択してから [一括アクション] > [割り当て先] をクリックします。
  5. 選択しているデバイスの現在実行中の設定を起動時の設定にコピーするには、[変更のコミット] をクリックします。
  6. [閉じる] をクリックしてダイアログを終了します。

See Also

設定管理

CM システムの概要

タスクスクリプトの使用

タスクの使用

[デバイスのプロパティ] の使用

ポリシーの使用

設定管理 テンプレートの使用

システムスクリプトの利用とカスタマイズ

CLI およびリモートシェル設定の管理

アーカイブ検索

ログの有効期限の設定