アクティブスクリプト (パフォーマンス)
アクティブスクリプトパフォーマンスモニタを使用すると、VBScript と JScript を作成して、1 つまたは複数の SNMP または WMI 値のポーリング、それらの値に対する算術演算やその他の演算の実行、および単一の出力値のグラフ化を容易に行うことができます。アクティブスクリプトパフォーマンスモニタは、ポーリングした値に対して計算を実行する必要がある場合にのみ使用してください。この機能を使用して複数の値のポーリングを行うことは可能ですが、データベースに保存されるのは 1 つの値、つまりスクリプト化された計算の結果だけです。
アクティブスクリプトパフォーマンスモニタには、次の認証情報が 1 つ以上必要です。
次のボックスを使用してアクティブスクリプトパフォーマンスモニタを設定します。
- 。 パフォーマンスモニタの固有の名前を入力します。この名前がモニタライブラリに表示されます。
- 。(省略可能) パフォーマンスモニタの短い説明を入力します。この説明は、モニタライブラリでパフォーマンスモニタの横に表示されます。
- 。JSCRIPT または VBSCRIPT を選択します。
- 。WhatsUp Gold が選択したデバイスへの接続を試行する時間を入力します。
- 。WhatsUp Gold がデバイスから更新情報を要求する頻度を指定します。
- 。SNMP 参照変数と WMI 参照変数を追加、編集、または削除します。アクティブスクリプトパフォーマンスモニタでは必要に応じて参照変数を使用できます。詳細については、「スクリプトモニタでの参照変数の使用」を参照してください。
- 。モニタコードを入力します。
SNMP アクティブスクリプトパフォーマンスモニタを設定するには:
- [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログで をクリックして、 フィールドに新しい変数を追加します。[新しい参照変数の追加] ダイアログが表示されます。
- 適切な情報を入力します。
- 。変数の固有の名前を入力します。
- 。(省略可能) 変数の短い説明を入力します。
- ラジオボタンを選択します。
- デバイス接続の および に値を入力します。これらのフィールドには必要に応じて入力します。
- をクリックして MIB ブラウザを起動します。
- ボックスに、接続するコンピュータの名前または IP アドレスを入力します。参照ボタン () をクリックしてリストからデバイスを選択できます。
- デバイス接続に使用する を選択します。参照ボタン () をクリックして認証情報ライブラリにアクセスし、新しい認証情報を作成することもできます。
- ボックスと ボックスで、接続するコンピュータの接続試行時間と再試行回数を調整します。
- をクリックします。
- ナビゲーションツリーを使用して、監視する MIB を選択します。ダイアログの下部に、プロパティ/値の詳細情報が表示されます。
- をクリックして、[新しい参照変数の追加] ダイアログの および フィールドに OID を追加します。
- 設定を確認し、 をクリックして [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログの リストに変数を追加します。
- フィールドにモニタコードを記述するか、貼り付けます。
- をクリックして、変更を保存します。
WMI アクティブスクリプトパフォーマンスモニタを設定するには:
- [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログで をクリックして、 フィールドに新しい変数を追加します。[新しい参照変数の追加] ダイアログが表示されます。
- 適切な情報を入力します。
- 。変数の固有の名前を入力します。
- 。(省略可能) 変数の短い説明を入力します。
- ラジオボタンを選択します。
- をクリックして MIB ブラウザを起動します。
- ボックスに、接続するコンピュータの名前または IP アドレスを入力します。参照ボタン () をクリックしてリストからデバイスを選択できます。
- デバイスに接続するために使用する を選択します。参照ボタン () をクリックして認証情報ライブラリにアクセスし、新しい認証情報を作成することもできます。
- をクリックします。
- ナビゲーションツリーを使用して、監視する MIB を選択します。ダイアログの下部に、プロパティ/値の詳細情報が表示されます。
- をクリックして、[新しい参照変数の追加] ダイアログの および フィールドに OID を追加します。
- 設定を確認し、 をクリックして [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログの リストに変数を追加します。
- フィールドにモニタコードを記述するか、貼り付けます。
- をクリックして、変更を保存します。
次の点に注意してください。
- モニタスクリプトにはエラー処理を含める必要があります。スクリプトには、
Context.SetValue
を使用してグラフ化する値が必要です。または Context.SetResult
を使用して、WhatsUp Gold にスクリプトが失敗したことを伝える必要があります。 - 何らかの理由でポーリングが失敗すると、
Context.GetReferenceVariable
によって「null」が返されます。 SetValue
または SetResult
への呼び出しがない場合、エラーは報告されず、データはグラフ化されません。SetValue
を使用した場合、SetValue
によって暗黙的に SetResult
が 0、すなわち「良い」に設定されるため、SetResult
を使用する必要はありません。- このパフォーマンスモニタの結果は、すべてカスタムパフォーマンスモニタおよびダッシュボードレポートに表示されます。
- このパフォーマンスモニタのエラーは、パフォーマンスモニタのエラーログおよび EventViewer.exe に表示されます。
: 平均を計算するために 2 つのポーリングを必要とする WMI 参照変数をポーリングすると (「Processor\% Processor Time」など)、初回は「Null」が返されます。
: VoIP アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの設定の変更は推奨されません。変更すると、既存の VoIP 設定を VoIP セットアップユーティリティで検出できなくなります。