ユーザーおよびグループライブラリ ([設定] メニュー > [ユーザーとユーザーグループ]) では、WhatsUp Gold の個々のユーザーアカウントやユーザーグループを作成、修正、削除することができます。ライブラリにアクセスすると、現在のユーザーのリストが、割り当てられているグループメンバーシップと認証情報の種類とともに表示されます。
以下のコントロールを使用して、WhatsUp Gold のユーザーとグループを管理します。
Note: 個々のユーザーに固有のアカウント情報を編集する場合、1 つ以上のポリシー設定を適用してアカウントのセキュリティを強化することができます。WhatsUp Gold を強化するために最近追加されたオプションの 1 つは、セッションタイムアウトポリシーです。このオプションを選択すると、IIS 構成で設定された期間を経過した後でも非アクティブ状態にある場合に、選択したユーザーが WhatsUp Gold からログアウトされます。ユーザーは、メッセージが表示されたら [ログインしたままにする] を選択することで、WhatsUp Gold にログインしたままにすることができます。
Important: WhatsUp Gold のインストール中に作成されたデフォルトの管理者ユーザーアカウントは変更できません。
デバイスグループのアクセス権を有効にするには、ユーザーおよびグループライブラリの右上の [変更] をクリックし、[有効化] をクリックします。有効にすると、デバイスグループのアクセス権が WhatsUp Gold 全体に適用されます。デバイスグループおよび個々のデバイスでは、各ユーザーアカウントに適用されている読み取り/書き込みアクセス権が優先されます。デバイスグループのアクセス権は、設定する前に有効にする必要があります。
ユーザーまたはグループを選択し、[デバイスグループのアクセス権の設定] を選択すると、選択したユーザーは特定のグループとデバイスの設定を表示して変更できるようになります。この機能は、WhatsUp Gold で管理ドメイン (それぞれ独自のデバイス、環境、権限レベル、権限範囲を持つ) を管理する場合に使用できます。このとき、あるユーザーまたは管理者がモニタデータを表示/編集/使用する関連デバイスを限定しなければならない場合があります。[デバイスグループのアクセス権] を有効にすると、責任者は特定のデバイスグループのデバイスに対してのみ各ユーザー権限を付与することができます。グループにデバイスを追加するには、ユーザーがそのグループに対するグループ書き込み権限を持っている必要がある点に注意してください。
Important: [デバイスグループのアクセス権] を有効にすると、WhatsUp Gold ユーザーは [デバイスグループのプロパティ] を使用して設定されたデバイスのみにアクセスできます。これらのユーザーにはホームデバイスグループへの読み取り専用アクセス権を最初に付与し、必要に応じて権限を増やしていくことをお勧めします。ユーザーが [デバイスグループのアクセス権] インターフェイスを使用して編集できるのは、ホームデバイスグループのアクセス権のみです。その他のデバイスグループのアクセス権を編集するには、ユーザーは [デバイスグループのプロパティ] インターフェイスを使用する必要があります。
[アカウントのポリシー設定] をクリックすると、ロックアウト、有効期限、再利用、保管、通知、複雑性など、WhatsUp Gold でのパスワードの使用に関する設定を管理できます。
Important: WhatsUp Gold では、パスワードに Unicode 文字を使用できません。パスワードに Unicode 文字を使用すると、WhatsUp Gold 環境にセキュリティ上の脅威をもたらす可能性があります。
Note: 当社では、WhatsUp Gold のインストール中に自動的に作成される管理者アカウントとゲストユーザーアカウントのデフォルトパスワードを変更することをお勧めします。