重要なコンポーネントグループとは、アプリケーションの稼働/停止状態に関する複雑な評価を可能にする特定のロジックを含むコンポーネントのグループのことです。たとえば、A、B、C、D という 4 つのコンポーネントがある場合、A と B、または C と D が停止すると、アプリケーションは停止状態になるというロジックを適用できます ((A and B) or (C and D))。重要なコンポーネントグループは、それが停止状態として評価されるとアプリケーション全体が停止状態になるため、常に「重要」と見なされます。
コンポーネントは、アプリケーションプロファイル全体または個々の監視対象のアプリケーションに対して追加や削除を行うことができます。
たとえば、デバイス使用率という重要なコンポーネントグループを作成して、このグループに以下のコンポーネントを割り当てます。
次に重要なコンポーネントグループに以下の状態ロジックを割り当てます。CPU 使用率と仮想メモリ使用率が「停止」で、ディスク使用率が「警告」であれば、コンポーネントグループは「停止」になる。コンポーネントグループは「重要」と見なされているので、この重要なコンポーネントグループを含むアプリケーションインスタンスも「停止」になる。