NTA IP レピュテーションライブラリ ([設定] メニュー > [ネットワークトラフィック分析] > [NTA IP レピュテーションライブラリ]) を使用すると、静的リスト/動的リストを確認して、現在のネットワークトラフィックで検出された IP アドレスを「疑いのある」として分類することができます。ライブラリには、[Tor] クライアントセッション (ある程度の匿名性を提供するランダムルーティングや暗号化) によって使用中と認識されている IP アドレスの現在のリストがあらかじめ入力されます。ブラックリストに登録されたアドレスが管理対象デバイスと「やり取り」した場合、NTA の [疑わしい接続] レポートに表示されます。
また、業界で信頼できるネットワーク、セキュリティ、およびインターネットサービスベンダーのサイトから定期的/動的にリストを取得することもできます。インターネットコミュニティ全体を通して信頼できるパートナーと関係者によって観測された情報に WhatsUp Gold を関連付けることができる強力な機能です。
アドレスのリストをアップロードする、または信頼できる URL を使用して IP レピュテーションライブラリをシードする
ローカルリストを追加する |
コミュニティリストを使用する (Cisco Talos のスパムリストを参照) |
一般的な活用方法:
疑わしい IP アドレスリストを追加または編集するには:
[Add List (リストの追加)]/[Edit List (リストの編集)] では、次の操作を実行できます。
Note: 追加するリストでは、予期される構文と形式を使用する必要があります。詳細については、このトピックの「予期される形式」セクションにある構文の例を参照してください。
ライブラリビューからグリッドを表示すると、次の列が表示されます。
ファイルシステムまたは REST API 応答から適用されたリストについては、予期される構文はホストファイルと似ています。行ごとに 1 つの IP アドレス。
構文:
# my comment
<suspicious-ip-address-1>
<suspicious-ip-address-2>
<suspicious-ip-address-n>
例:
# Well-known spam sources
203.0.113.122
203.0.113.221