WhatsUp Gold を使用してアプリケーションを監視する際のアクションポリシーを作成するには、次の設定を行います。
[ソース] 領域には、アプリケーションポリシーが適用されるアプリケーションインスタンスが表示されます。
状態移行ルールは、状態移行の種類 (稼働中から停止、保守から停止、警告から停止、稼働中から不明など) ごとに関連付けられたアクションを実行するかどうかを、前の状態 (状態移行基準) をもとに評価します。ソースが現在の状態に移行する前に、ルールで規定されている時間、前の状態にあった場合、アクションルールのセクションで定義したアクションが実行されます。状態移行基準を使用することで、短時間または断続的な状態移行を無視することによりアクションが実行される原因となる状態移行の数を減らすことができます。
たとえば、ソースが稼働状態 (前の状態) から停止状態 (前の状態) に移行し、かつ停止状態 (前の状態) に移行する前に 5 分以上、稼働状態にあった (状態移行基準) ときに E メールアクションを実行する状態移行ルールを作成することができます。この状態移行ルールにより、ソースが停止状態にあった時間が 5 分未満であった状態移行では、アクションは実行されません。
状態移行ルールは、以下の現在の状態ごとに、タブで区切って定義することができます。
アクションルールセクションを使用すると、ターゲットの現在の状態に対応する状態移行ルールに適合したときに実行するアクションを指定できます。たとえば、ソースが稼働中に移行する前に 10分間以上、停止状態にあるという状態移行ルールを満たした後、停止状態から稼働中に移行して、5 分間稼働中の状態にあったときに実行する E メールアクションを指定することができます。