IMail Server では、特定のメールドメインのユーザの登録・認証用に外部データベースが使用できます。IMail Server ホストから追加・削除されるユーザは、外部データベースからも追加・削除されます。
<重要> 外部データベースを作成した後、IMail Services を再起動するのを忘れないでください。
メールドメインについて外部データベースを使用する前に、Windows コントロールパネルを使用して、有効なデータベース名をポイントするシステム DSN (データソースネーム) があることを確認します。システム DSN の詳細については、Windows とデータベースの文書を参照してください。
<重要> DSN を Microsoft Windows ODBC Data Source Administrator の SQL データソースに構成する場合、Named Pipes ネットワークライブラリにデフォルトに設定される可能性があります。外部データベースが正しく機能するために接続タイプを TCP/IP に設定するよう確認してください。
使用するデータベースへポイントするシステム DSN を検証した後、外部データベースを構成することができます。
<重要> 外部データベースは IMail Services ではローカルに存在できます。
IMail Server と外部ユーザデータベースは動的リンクライブラリ (DLL ファイル) を通して接続できます。IMail Server にはサンプルの .dll ファイル (ODBCUSER.DLL) が付属しています。この DLL は ODBC メソッドを使用しますが、他の外部データベースメソッドをサポートするためにこれを修正できます。この DLL に対する完全ソースコードは Ipswitch から要求に応じて提供されます。
外部ユーザデータベースを構成する場合は、IMail Server が正しいフィールドで構成されたテーブルを持つ ODBC データベースを作成します。このフィールドは [テーブル名] テキストボックスで識別されます。データベースが作成され、ODBC システムデータソース名が ODBC Source Administration ツール (Windows コントロールパネル内) にて確立された後、ユーザ認証情報とユーザプロパティを保存するのにこのデータベースを使用できます。この情報は IMail Administrator によって管理可能で、これにはユーザの追加と削除も含まれます。
<重要> 外部データベースを使用する場合は、実行する IMail サービス (ログサーバを除く) は Windows コントロールパネル サービス アプリケーションから設定される必要があります。これで IMail Server が実行するアカウントには外部データベースにアクセスできます。
外部データベースを使用するメールドメインを作成するには:
<重要> SQL 7.0 かそれ以前のバージョンを使用するユーザに対しては、[ODBC システムデータソースネーム] ボックスの後に次の情報を入力します。
DSN_NAME;UID=<username>;PWD=<password>.
ユーザ名とパスワードは IMail Server アカウントではなく、SQL データベースのユーザ ID とパスワードである必要があります。
例:
データリソース名が IMAILSECDB、ユーザ名が AUGUSTA、パスワードが GEORGIA の場合、[ODBC システムデータソースネーム] ボックスの正しいフォーマットは次のとおりです。
IMAILSECDB;UID=AUGUSTA;PWD=GEORGIA
4. [OK] をクリックします。
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