HTML 機能設定の例

フィルタの選択に使用できる HTML 機能には、スパムだけではなく、すべての HTML メッセージに共通のものもあります (ハイパーリンクなど)。このような機能を選択すると、誤検知の原因になる可能性があります。HTML 機能フィルタリングオプションの経験を積むことにより、好みに合わせて設定を変更できるようになりますが、HTML 機能フィルタリングを正常に使用できるように、以下のデフォルト設定を行うことをお勧めします。

  1. [Embedded Comment (埋め込みコメント)][Deceptive URL (装 URL)] を選択します。これらの要素が両方とも使用されている場合、特に同時に使用されている場合は、スパムの可能性が高くなります。その他の HTML 機能はすべてクリアされていることを確認してください。
  2. [電子メールがスパムと見なされるために検出されるオプションの数 (Number of options detected for an email to be considered spam)]2 を選択します。こうすると、埋め込みコメントと不正な URL の両方が含 まれている場合にのみ、メッセージはスパムとみなされます。
  3. [電子メールがスパムとして判別された時にとるアクション] で、[X- ヘッダを入 ] を選択します。

[X- ヘッダを挿入] オプションを選択しても、メッセージは引き続き配信されます。したがって、メッセージを特定のメールボックスへ移動する配信ルールを作成するとよい場合があります。詳細については、[スパムをフィルタする配信ルールの使用] を参照してください。