Antispam-table.txt ファイルのマージ

antispamseeder.exe ユーティリティを使用すると、2 つの antispam-table.txt ファイルをマージできます。これは、antispam-table.txt ファイルを変更したが、Ipswitch Web サイトから最新の更新ファイルをダウンロードしたい場合に便利です。また、複数のドメインの antispam-table.txt ファイルを結合する場合にも便利です。以下の手順を使用すると、カスタマイズした内容を保持しつつ、最近のスパムから新しい統計情報を取得することができます。

2 つの antispam-table.txt ファイルをマージするには、次の手順を実行します。

  1. マージする antispam-table.txt ファイルを特定します。
  2. 以下のコマンドをコマンドプロンプトに入力して、2 つのファイルをマージします。ただし、hostname は使用しているメールホスト名に置き換え、antispam-table.txt は、指定ホストのアンチスパムテーブルとマージさせるアンチスパムテーブル名に置き換えます。

antispamseeder.exe ?t<antispam-table.txt> - h<hostname>

2 番目のファイルの名前を変更できます (例えば、antispam-table2.txt)。名前の変更が必要なのは、両方のファイルを同じディレクトリに配置したい場合のみです。antispam-table.txt ファイルは、antispamseeder.exe と同じディレクトリに配置する必要があります。ディレクトリが別々の場合は、ファイルのフルパス名を入力する必要があります。
例:
C:\Program Files\Ipswitch\Collaboration Suite\IMail\Host2\antispam-table.txt。

このコマンドを実行するとどうなりますか?

最初に、antispamseeder は指定された antispam-table.txt ファイルを取り、定されたホストの antispam-table.txt ファイルとします。次に、ホストのファイルにリストされていない単語が追加されます。スパムと非スパムのワードカウントは antispam-table.txt ファイルごとに異なるので、antispamseeder ユーティリティでは、追加された単語ごとにカウントが再計算され、単語に対する正確な統計値が確保されます。したがって、新しい単語は既存のワード カウントで追加され、既存の単語は 2 つのファイルのワード カウントのバランスをとって再計算されます。

関連トピック

Antispamseeder のパラメータ

更新されたアンチスパム ファイルのインストール