antispamseeder.exe を使用して URL ドメインブラックリストを作成

URL ドメイン ブラック リストを作成する最も簡単な方法は、antispamseeder.exe ユーティリティを使用することです。antispamseeder は、収集されたスパム メッセージの HTML コードからドメイン名を抽出します。以下に、これを行う手順について説明します。

Antispamseeder を使用して URL ドメイン ブラック リストを作成/更新

次のコマンドを入力します。

Antispamseeder.exe ?lo -e<exclude> ?h<hostname> - m<mailbox>

ここで、

例:

「Host1」という名前のホストがあり、「spam」という名前のメールボックス内のメッセージを使用して URL ドメインブラックリストを更新するとします。また、cludedomains.txt という除外ファイルも作成済みであるとします。次のコマンドを入力します。

antispamseeder.exe ?lo -eexcludedomains.txt ?hHost1 ?mC:\Program Files\Ipswitch\Collaboration Suite\IMail\Host1\Users\root\spam.mbx

このコマンドを実行するとどうなりますか?

antispamseeder は、「spam」メールボックス内のメッセージごとに、HTML コード、特に HREF タグと IMG SRC タグの有無を調べます。このいずれかのタグが見つかると、プライマリ ドメイン名が抽出され、URL ドメイン ブラック リストに追加されます。[アンチスパム] タブ > [チェック][DNS ブラックリスト] の下に、新しい URL ドメイン名が表示されます。


ドメイン名の前に www がある場合、このセクションは、ドメイン名が antispamseeder によって URL ドメインリンクリストに追加されるときに削除されます。

自分のドメイン名は除外ファイルに追加することをお勧めします。antispamseeder で使用しているメールボックス内に該当するドメイン名が存在しないことが確認できる場合を除き、antispamseeder に ?l または ?lo のパラメータを付けてメールボックスを実行するときは、必ず ?e<exclude> パラメータを入れてください。

どのドメインを入力すべきかを知る方法は?

メールボックス内のスパムの収集から始めるか、すでに持っているスパム メールボックスを使用してください。ほとんどのスパムは URL リンクを含むので、これらのメッセージを使用し、antispamseeder で URL ドメイン ブラック リストを更新できます。

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