ピアリングの例

お客様が 1 つのドメイン (ipswitch.net という名前の) と 3 つのサーバを所有しているとします。3 つのサーバすべては、同じ優先順位で受信メールを受け付け、すべてがユーザデータベースの割り当てを受けています。DNS で以下のエントリを作成します。

DNS エントリ:

ipswitch.net

IN MX 10 mail1.ipswitch.net

IN MX 10 mail2.ipswitch.net

IN MX 10 mail3.ipswitch.net

Mail1  IN A 1.1.1.1

Mail2  IN A 2.2.2.2

Mail3  IN A 3.3.3.3

3 つのサーバ上の、IMail Server ソフトウェアに、以下の peer リストを作成します。

mail1 の peer リスト:

mail2 の peer リスト:

mail3 の Peer リスト:

3 つのサーバそれぞれの上にあるホストファイルに、3 つのエントリを作成します。

3 つのマシンそれぞれで、ドメイン (たとえば、ipswitch.net) が必ず [ドメインプロパティ] ページにある [ドメインエイリアス] ボックスの唯一のエントリとなっているようにします。エイリアスの名前は、メールの送受信に使用する一次ドメインの名前となります。

ドメインエイリアスは、特別なホストと関連付けて一次ドメインとすることはできません。[ドメインエイリアス] ボックスに IP アドレスを入力しないでください。

3 台の各コンピュータ上で、 Peer リスト使用時に [デフォルトのメールドメインまたは IP] ボックス ([サービス> SMTP] タブ上) は必ず空白であるようにします。