誤認された電子メールの解決

IMail Server が電子メール メッセージを誤認 (誤検知) するときは、antispamseeder.exe を使用して、その電子メールに関する統計情報を antispam-table.txt ファイルに追加し、スパムおよび非スパム ワード カウントのバランスを調整することができます。これにより、今後、類似の電子メールメッセージが正しく識別される可能性が高くなります。

スパムまたは非スパムと誤認されたメッセージを認識させるためにワード テーブルを変更するには、次の手順を実行します。

スパムとして誤認されたメッセージが大量にある場合は、それらのメッセージをメールボックスに入れて、そのメールボックスの内容全体を一度に antispam-table.txt ファイルに追加することができます。以下の手順では、正当なメッセージがスパムとして識別された場合に行う操作を説明します。

  1. 誤認された電子メール (非スパム) をすべて 1 つのメールボックスに入れます。このメールボックスに非スパムだけが含まれていることを確認します。
  2. 以下のコマンドをコマンドプロンプトに入力して、ファイル内に非スパムワードカウントを作成します。その際、hostname は自分のホスト名、mailbox は 誤認されたメッセージ (非スパムメッセージ) が含まれているメールボックス名で置き換えられます。

    antispamseeder.exe ?good ?h<hostname> ?m<mailbox>

  3. 新しいワードカウントを使用して、ホストのディレクトリ内にある antispam-table.txt が更新されます。

    パラメータ

    機能

    - h<hostname>

    ホストの名前を表します。

    -spam

    その単語をスパムとして識別します。

    -good

    その単語を非スパムとして識別します。

    - m<mailbox>

    メールボックスまたはメールボックス パスの名前。

関連トピック

Antispamseeder のパラメータ

Antispam-table.txt ファイルについて

既存の単語のワード カウントの変更