ユーザーが実行できるアクションは、WhatsUp Gold のユーザー権限によって決まります。ユーザーの管理権限を付与されたユーザーまたはこの権限を持つグループに属するユーザーは、ユーザー権限を管理できます。
注意 初心者ユーザー向けのアカウントを作成する場合、すべてのユーザー権限を付与しないでください。経験の浅いユーザーに過度のユーザー権限を与えると、選択を間違ったために、誤ってネットワーク監視が中断することが考えられます。新しいユーザーの場合、アカウントにはアプリケーションに慣れるために必要な権限のみを付与することをお勧めします。後でユーザーが自信とアプリケーションの知識を身に付けたときに、権限を追加で付与することができます。
下の表では、各ユーザー権限について説明します。
WhatsUp Gold コンソール |
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WhatsUp Gold コンソールへのアクセス |
FIPS 140-2 が有効な場合、ユーザーが WhatsUp Gold 管理コンソールアプリケーション (NMConsole.exe) にアクセスできるようになります。Important:FIPS 140-2 が無効な場合は、「WhatsUp Gold コンソールへのアクセス」ユーザー権限は適用されません。詳細については、WhatsUp Gold コンソールアプリケーションの「プログラムオプション - 一般」を参照してください。 |
アカウント管理 |
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パスワードの変更 |
ユーザーが [ユーザー設定] ダイアログで自分のパスワードを変更できるようにします ([管理者] > [ユーザー設定])。 |
ダッシュボード表示の管理 |
ユーザーがダッシュボード表示を追加、削除、コピーできるようにします。また特定のダッシュボード表示のプロパティを変更できるようにします。 |
モバイルアクセス |
ユーザーがモバイル Web インターフェイスにアクセスできるようにします。 |
システム管理 |
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ユーザーの管理 |
これはシステム管理者用の権限であり、WhatsUp Gold Web インターフェイスのすべての機能へのアクセス権が付与されます。この権限を有効にすると、すべてのユーザー権限が有効になります。 注:WhatsUp の今後のリリースにアップグレードすると、この権限が有効になっているユーザーアカウントには、WhatsUp の新しいバージョンに含まれるすべての新しい権限へのアクセス権が自動的に付与されます。 |
LDAP 認証情報の設定 |
ユーザーが Web インターフェイスのユーザー認証で LDAP サーバーに接続するための LDAP 認証情報を設定できるようにします。 |
ダッシュボードの設定 |
ユーザーがダッシュボード表示を追加するだけでなく、ダッシュボード表示内でダッシュボードレポートを設定、移動、削除できるようにします。 |
変換 |
ユーザーが変換システムにアクセスしたり、言語のインポートやエクスポートを行えるようにします。 |
SNMP MIB の管理 |
ユーザーが SNMP MIB Manager から SNMP MIB をダウンロードして削除できるようにします。 |
システム管理 |
ユーザーがパッシブモニタの最大レコード数、マップの最大次元数、モバイルアクセスの有効化と無効化などのシステム設定項目を編集できるようにします。 |
認証情報の設定 |
ユーザーが SNMP および Windows の認証情報を設定できるようにします。 |
WhatsConfigured タスクの設定 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスで WhatsConfigured タスクおよびタスクスクリプトを設定できるようにします。 |
アラートセンターの設定 |
ユーザーが WhatsUp Gold アラートセンターのしきい値とポリシーを作成、編集、削除できるようにします。 |
アクセス仮想化アクションメニュー |
ユーザーが WhatsUp Gold 内の仮想ホストで VM アクション (停止、一時停止、再起動など) を実行できるようにします。 |
E メール設定 |
ユーザーが [E メール設定] ダイアログから WhatsUp Gold の E メール設定を指定できるようにします ([管理者] > [E メール設定])。 |
Flow Monitor の設定 |
ユーザーがレポートの WhatsUp Gold Flow Monitor ソース、収集間隔、データ間隔を作成、編集、削除できるようにします。 |
APM へのアクセス |
ユーザーが APM 機能にアクセスできるようになります。 |
APM アプリケーションインスタンスの設定 |
ユーザーがアプリケーションプロファイルを作成、変更、削除できるようにします。 |
APM アプリケーションプロファイルの設定 |
ユーザーがアプリケーションインスタンスを作成、変更、削除できるようにします。 |
ワイヤレスのアクセス |
ユーザーが WhatsUp Gold ワイヤレス 内でワイヤレスインフラストラクチャデバイスを監視できるようになります。 |
ワイヤレスの設定 |
ユーザーが WhatsUp Gold ワイヤレス 内でワイヤレスインフラストラクチャデバイスを管理できるようになります。 |
レイヤー 2 へのアクセス |
ユーザーがレポートおよびツールを含むレイヤー 2 データをすべて表示できるようにします。 |
レイヤー 2 の管理 |
ユーザーがマッププロパティと右クリックマッピング操作を含むレイヤー 2 グループ/マッピング操作機能をすべて使用できるようにします。注:このユーザー権限を選択すると、レイヤー 2 へのアクセスユーザー権限とデバイスグループの管理ユーザー権限が自動的に選択されます。 |
ツールへのアクセス |
ユーザーがデバイスを選択したとき、右クリックメニューから [ツール] メニューにアクセスして使用できるようになります。また、Web インターフェイスの [ツール] メニューにもアクセスできます。 |
WhatsVirtual へのアクセス |
ユーザーが Ipswitch WhatsVirtual 機能にアクセスできるようになります。 |
WhatsVirtual マップへのアクセス |
ユーザーが Ipswitch WhatsVirtual マップにアクセスできるようになります。 |
監視 |
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アクティブモニタの設定 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでアクティブモニタを作成、編集、削除できるようにします。 |
アクションの設定 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでアクションを作成、編集、削除できるようにします。 |
パッシブモニタの設定 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでパッシブモニタを作成、編集、削除できるようにします。 |
定期アクションの管理 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスで定期アクションを作成、編集、削除できるようにします。 |
パフォーマンスモニタの設定 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでパフォーマンスモニタを作成、編集、削除できるようにします。 |
アクションポリシーの設定 |
ユーザーがアクセス権を持つグループのデバイスでアクションポリシーを作成、編集、削除できるようにします。 |
アクセスグループとデバイスレポート |
ユーザーがアクセス権を持つグループのグループとデバイスのレポートを表示できるようにします。 |
SSG レポートへのアクセス |
ユーザーがダッシュボードおよび完全レポートで Split Second Graph を表示できるようにします。 |
スケジュール済みレポートの管理 |
ユーザーが WhatsUp Gold Web インターフェイスで他のユーザーのスケジュール済みレポートを表示できるように���ます ([管理者] > [スケジュール済みレポート])。 |
スケジュール済みレポートの作成 |
ユーザーが WhatsUp Gold Web インターフェイスでスケジュール済みレポートを設定できるようにします ([管理者] > [スケジュール済みレポート])。 |
レポートを E メールで送信 |
ユーザーがエクスポートしたレポートを特定の E メールアドレスに E メール送信できるようにします。 |
アラートセンターしきい値項目の管理 |
ユーザーがアラートセンターしきい値アラートの確認を解決できるようにします。 |
デバイス |
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デバイスの管理 |
ユーザーがアクセス権を持つグループで新しいデバイスを追加したり既存のデバイスを編集したりできるようにします。注:ユーザーが Web アラームを表示したり聴いたりするには、この権限が必要です。 |
デバイスグループの管理 |
ユーザーがネットワーク上でデバイスグループを作成、編集または削除できるようにします。 |
検出コンソールへのアクセス |
ユーザーが検出コンソールにアクセスできるようにします。このダイアログへのユーザーアクセスを付与すると、ユーザーはネットワークデバイスを検出し、特定のデバイス機能を特定できるデバイスロールを定義して、これを WhatsUp Gold データベースに追加できるようになります。 |
レポート |
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システムレポートへのアクセス |
ユーザーがシステムレポートを表示できるようにします。 |
営業時間の管理 |
ユーザーがグループレポートの営業時間フィルタを設定できるようにします。 |
アラートセンターレポートへのアクセス |
ユーザーが WhatsUp Gold アラートセンターレポートを表示できるようにします。 |
Flow Monitor レポートへのアクセス |
ユーザーが WhatsUp Gold Flow Monitor レポートを表示できるようにします。 |
リモート (WhatsUp Gold Central Edition および Remote Site Edition) - (省略可能) |
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リモートレポートへのアクセス |
ユーザーが WhatsUp Gold リモートサイトでレポートを表示できるようになります。 |
リモートサイトの設定 |
ユーザーが WhatsUp Gold Central Edition および Remote Site Edition で使用するリモートサイトを作成、編集、および削除できるようになります。 |
WhatsUp Gold Distributed Edition または MSP Edition を使用する場合、リモートサイトレポートへのアクセスを許可する各ユーザーに対し、セントラルサイトで [リモートレポートへのアクセス] がオンであることを確認します。また、ユーザーが [リモートサイトの設定] ダイアログでオプションにアクセスして変更できるようにする場合は、[リモートサイトの設定] がオンであることを確認します。このダイアログには、セントラルサイトに接続されているすべてのリモートサイトのリストが表示されます。このダイアログでは、2 つの重要な設定を表示して編集できます。