デバイスグループのアクセス権について
デバイスグループのアクセス権を使用すると、WhatsUp Gold ユーザーは特定のグループやデバイスを表示したり変更したりできます。これらの権限は管理者が有効または無効に設定でき、デフォルトでは無効になっています。
デバイスグループのアクセス権は、たとえば大規模ネットワークに複数のネットワーク管理者がいて、自分に関係のあるグループだけを表示および編集する必要がある場合に役立ちます。管理者はデバイスグループのアクセス権を使用して、各ユーザーに対し、そのユーザーが担当するネットワーク上のデバイスについてのみ権限を付与できます。
グループフォルダ内の要素は、親フォルダーに選択されているユーザー権限オプションに基づいて表示されます。
デバイスグループのアクセス権の種類
デバイスグループのアクセス権には、次の 4 種類があります。
- 。この権限を付与されたユーザーは、選択されたグループ内のグループとデバイスを表示できます。この権限によってユーザーは、グループのマップとデバイスリストを表示できます。グループレベルのレポートはグループアクセス権の影響を受けませんが、ユーザー権限の影響を受けます。
- 。この権限を付与されたユーザーは、グループのプロパティを編集し、選択されたグループ内のデバイスと他のグループを追加、編集、および削除することができます。
- 。この権限を付与されたユーザーは、選択されたグループ内のすべてのデバイスのデバイスプロパティを表示できます。デバイスレベルのレポートはグループアクセス権の影響を受けませんが、ユーザー権限の影響を受けます。
- 。この権限を付与されたユーザーは、選択されたグループ内のすべてのデバイスのデバイスプロパティを編集できます。また、グループ書き込みアクセス権もあるユーザーは、グループからデバイスを削除できます。
グループにデバイスを追加するには、そのグループに対するグループ書き込み権限が必要です。
グループアクセス権を有効にすると、この権限は WhatsUp Gold 全体に適用されます。デバイスピッカー、グループピッカー、およびグループ表示はすべて、ユーザーアカウントに付与された表示と編集の権限に従います。レポートはグループアクセス権の影響を受けませんが、ユーザー権限の影響を受けます。
ここでは、ユーザーが実行するタスクと、そのタスクを実行するためにユーザーに必要なグループアクセス権を示します。
- [グループの表示] メニューの [リストとマッピング] には、アクセス権が必要です。
- [グループ操作] メニューの [グループとグループプロパティの作成] には、およびアクセス権が必要です。
- [グループのコピー] には、コピー元グループのに加え、コピー先グループのとが必要です (グループとサブグループに対する権限は、新しい親から継承されるのではなくコピーされます)。
- [グループの移動] には、移動元と移動先の両方のグループのとが必要です(グループとサブグループの権限は移動後も変わりません)。
- [グループの削除] には、、、、およびが繰り返し必要です(グループが空の場合、デバイス読み取りとデバイス書き込みが不要なこともあります)。
- [デバイスの作成] には、、、、およびが必要です。デバイスが既に他のグループに存在する場合、それらのグループの 1 つ以上の、、、およびが必要です。
- [デバイスのコピー] には、コピー元グループのに加え、コピー先グループのとが必要です。デバイス権限のレベルは、両方のグループで同じである必要があります。とからへのダウングレードも可能です。
- [デバイスの移動] には、移動元と移動先の両方のグループのとが必要です。デバイス権限のレベルは、両方のグループで同じである必要があります。とからへのダウングレードも可能です。
- [デバイスのプロパティの表示] には、が必要です。
- [デバイスのプロパティの変更]、[フィールドの一括変更]、および [確認] には、とが必要です。