複数の参照変数のポーリング

メモ この例は説明のために示されているに過ぎず、実際にはサポートされていません。Ipswitch は、Context オブジェクト、SNMP API、およびスクリプティング環境については、テクニカルサポートを提供しますが、JScript、VBScript、およびアクティブスクリプトのモニタとアクションの開発とデバッグについては、サポートを提供しません。この例および自社独自のスクリプトを作成することに関する援助については、WhatsUp Gold ユーザーコミュニティにアクセスしてください。

このパフォーマンスモニタは、2 つの参照変数 RVtcpOytSegs と RVtcpRetransSegs を使って、再送信された TCP セグメントのパーセントを時間軸に沿ってグラフにします。

// このスクリプトは個々のデバイスの再送信された TCP セグメントのパーセントを時間軸に
//' 沿ってグラフにする JScript です。
// このスクリプトでは、SNMP 参照変数が使用されます。
//' 最初の参照変数 RVtcpOutSegs は OID が 1.3.6.1.2.1.6.11、インスタンスが 0 と定義されています。そのポーリング対象は
//' SNMP オブジェクトの tcpOutSegs.0、つまりネットワークから送信された tcp セグメントの合計数です。
var RVtcpOutSegs = parseInt(Context.GetReferenceVariable("RVtcpOutSegs"));

// 第 2 の参照変数 RVtcpRetransSegs は、OID が 1.3.6.1.2.1.6.12、インスタンスが 0 と定義されています。そのポーリング対象は
// SNMP オブジェクト tcpRetransSegs.0、つまりそのシステムで再送信された TCP セグメントの合計数です。
var RVtcpRetransSegs = parseInt(Context.GetReferenceVariable("RVtcpRetransSegs"));

if (isNaN(RVtcpRetransSegs) || isNaN(RVtcpOutSegs)) {
Context.SetResult(1, "Failed to poll the reference variables.");
}
else {
// パーセントの計算
var TCPRetransmittedPercent = 100 * RVtcpRetransSegs / RVtcpOutSegs;
// グラフにパフォーマンスモニタの値を設定
Context.SetValue(TCPRetransmittedPercent);
}

参照

アクティブスクリプトのパフォーマンスモニタの例

プリンタインク使用率グラフの作成

参照変数をポーリングして計算を実行する

温度モニタのグラフ化

SNMP GetNext の使用