使用例:Web タスクマネージャの使用 - [プロセス] タブ

Web タスクマネージャの [プロセス] タブは、WhatsUp Gold が監視中の選択済みデバイスに関する主なインジケータプロセス情報を提供します。この情報は、デバイスのプロセスを把握し、特定のネットワークデバイスで発生する傾向や問題を識別するのに役立ちます。Web タスクマネージャの [プロセス] タブを使用すると、WMI または SNMP 対応ネットワークデバイスで実行されているプロセスを表示できます。

NetTools Web タスクマネージャの [プロセス] タブ

デバイスのパフォーマンス問題の原因となっているプロセス (たとえばプログラムの複数のインスタンスを実行している Outlook.exe のようなアプリケーション実行可能ファイル) を特定したら、問題を修正してデバイスのパフォーマンスを正常に戻すことができます。

メモ Windows タスクマネージャとは異なり、Web タスクマネージャを使用してプロセスを停止することはできません。タスクを停止するには、タスクを実行しているコンピュータにログインし、Windows タスクマネージャを使用してプロセスを終了する必要があります。

Web タスクマネージャを使用するには:

  1. [デバイス] タブをクリックし、[デバイス] をクリックします。[デバイス] ページが表示されます。
  2. [詳細表示] または [マップ表示] でデバイスを右クリックし、[Web タスクマネージャ] をクリックします。[Web タスクマネージャ] ダイアログが表示されます。
  3. 次のボックスに適切な情報を入力するか、選択します。
    • [アドレスまたはホスト名]。デバイスの IP アドレスを入力して、プロセス情報を表示するデバイスを選択します。[再接続] をクリックして、Web タスクマネージャから切断されたデバイスに接続します。
    • 参照ボタン ([...])。クリックして [Web タスクマネージャ認証情報] ダイアログを開き、WMI ユーザー名とパスワード、または SNMP 読み取りコミュニティを設定します。認証情報オプションは、認証情報ライブラリに保存されている認証情報から提供されます。
    • [速度]。デバイスのパフォーマンスを監視する速度を選択します。
      • [通常]。デバイス情報を 1 秒ごとに更新します。
      • [中]。デバイス情報を 5 秒ごとに更新します。
      • [遅く]。デバイス情報を 10 秒ごとに更新します。
      • [一時停止]。デバイス情報の更新を停止します。
    • [接続方法]。デバイスの監視と管理に使用されるデバイスプロトコル (WMI または SNMP) を選択します。認証情報ライブラリに保存されている認証情報は、選択されたデバイスへの接続と情報の読み取りに使用されます。

    メモ Microsoft Windows を実行しているデバイスの情報を表示するとき、SNMP によって収集された情報に 1 秒以上の遅れが見られることがあります。この遅延は、Microsoft Windows が SNMP 値を更新する頻度に制限が設けられていることが原因で発生します。このため、SNMP を使用して Microsoft Windows を実行しているデバイスのインターフェイス情報を表示する際は、[速度][中] または[遅く] に設定することをお勧めします。

  4. [タスクマネージャ] ページの一番下で、使用するタブ ([プロセス][パフォーマンス]、または [インターフェイス]) を選択します。

トラブルシューティングについては、「SNMP および WMI 接続のトラブルシューティング」を参照してください。

メモ Windows Vista と Windows 2008 では、Web タスクマネージャと Windows タスクマネージャの列名が多少異なります。Web タスクマネージャの [メモリ使用率] 列は、Windows Vista および Windows 2008 の Windows タスクマネージャでは [ワーキング セット (メモリ)] と呼ばれています。Web タスクマネージャの [VM サイズ] 列に対応する列は Windows Vista および Windows 2008 の Windows タスクマネージャにはありません。

参照

Web タスクマネージャの使用

Web タスクマネージャのデバイス認証情報の設定

Web タスクマネージャの使用 - [パフォーマンス] タブ

Web タスクマネージャの使用 - [インターフェイス] タブ