SNMP および WMI 接続のトラブルシューティング
Web タスクマネージャ、Web パフォーマンスモニタ、または WMI や SNMP を使用するその他の WhatsUp Gold 機能を介してデバイスに接続するときに問題が発生する場合は、以下のリストを参考にして問題を解決してください。
WMI 接続のトラブルシューティング
WMI 接続を確立するには、管理者の認証情報が必要です。詳細については、「認証情報の使用」を参照してください。Microsoft 技術情報 875605 も参照してください。
- WMI 接続を確立するには非常に時間がかかる場合があります。
Microsoft Vista を実行しているデバイスを使用して接続しようとすると、接続時間はさらに遅くなる場合があります。
WhatsUp デバイスのファイアウォールと接続しようとしているデバイスのファイアウォールの両方で RPC ポート 135 を開くことをお勧めします。接続デバイス間のファイアウォールでもこのポートを開くようにしてください。詳細については、オペレーティングシステムのヘルプを参照してください。
- 接続されたデバイスが異なるバージョンの Microsoft ソフトウェア (Microsoft XP および Vista) を実行している場合は、通信に遅延または遅れが発生することがあります。
- WMI-VPN 接続は、最初に接続を確立するまでに最大 120 秒かかる場合があります (それ以上かかる場合もあります)。最初の接続を確立したら、その後の接続は 8 ~ 10 秒で済みます。
- ここでも、各デバイスのファイアウォールと接続デバイス間のファイアウォールで RPC ポート 135 を開くことをお勧めします。
- Windows 2003 および XP には WMI メモリリークが存在します。Microsoft では、XP でのリークを最小限に抑え、Windows 2003 でのリークを完全に修正した修正プログラム 911262 を開発しました。
WMI と接続問題の詳細については、Microsoft の技術情報 389290、389286、および Microsoft Script Center の記事「WMI Isn't Working!」の "I can't connect to a remote computer" というタイトルのセクションを参照してください。
SNMP 接続のトラブルシューティング
SNMP トラップログのデータを収集するには、SNMP トラップリスナーを有効にする必要があります。WhatsUp Gold SNMP トラップリスナーを有効にするには、Microsoft SNMP トラップリスナーを無効にする必要があります。受信 SNMP トラップの SNMP ポート 162 が開いていることも確認してください。
- Vista を実行しているデバイスから IfOperStatus OID を監視しようとするときに無効な値を受け取った場合は、Microsoft の修正プログラム 935876 をダウンロードし、問題を解決します。
- 特定のデバイスを使用して接続できない場合は、デバイスで SNMP が有効になっていることを確認します。監視しようとしているデバイスで SNMP ポート 161 が開いていることも確認してください。
- CPU 使用率とプロセス使用率のグラフが階段状で表示される場合は、Microsoft でポーリング間隔が 60 秒に設定されているのが原因です。WhatsUp Gold のポーリング間隔を増やすと、Microsoft の長いポーリング間隔の調整に役立つ場合がありますが、
- 同様に、遅延は発生したり、グラフに予期しない変わったスパイクが表示される場合は、ポーリング間隔を増やしてみてください。