このネットワークツールでは、デバイスでサポートされ、WhatsUp Gold で監視できる SNMP オブジェクトの詳細を検出、または探索することができます。SNMP MIB Walker では、オブジェクトのポーリングがアクティブに行われ、ポーリングされたオブジェクトの MIB ファイルを読み込む必要がありません。
SNMP ウォークは、SNMP getnext 読み取りの後継であり、設定済みのオブジェクト ID (ウォーク対象のサブツリーのルート) から始まり、MIB サブツリーに次のオブジェクトがなくなるまで、または指定した数の行が MIB 内でウォークされるまで実行されます。MIB Walker から結果が返されたら、オブジェクト (ノード) をクリックすると、その SNMP オブジェクトに関する詳細が表示され、オブジェクトのリストをさらにウォークすることができます。また、ノードの上にマウスのカーソルを合わせると、SNMP オブジェクトの詳細が表示されます。
SNMP MIB Walker を使用するには:
ヒント これは正規表現を使用した、大文字と小文字を区別しないフィルタです。詳細については、「正規表現の構文」を参照してください。
ウォークを終了するには、[停止] をクリックします。複数のウォークを実行している場合に前のウォークを表示するには、[戻る] をクリックします。
サポートされる SNMP オブジェクトのリストが SNMP Walker から返されたら、この情報に基づいてデバイスのカスタムパフォーマンスモニタとアクティブスクリプトパフォーマンスモニタを作成できます。詳細については、「カスタムパフォーマンスモニタの作成」を参照してください。
特定の MIB オブジェクトに関する詳細情報を表示するには、詳細情報を表示するオブジェクトの上にマウスを合わせます。情報がポップアップバブルに表示されます。
MIB オブジェクトの表示形式は、[詳細パラメータ] ダイアログで変更できます。OID 情報が数値 OID として出力されるか、説明ラベルとして出力されるかにかかわらず、各ノードには、詳細情報をドリルダウン (ウォーク) できる追加のサブノードが含まれている場合があります。ノードをクリックするたびに、そのノードに子ノードがある場合は、クリックしたノードがドリルダウンのルートノードになります。子ノードは展開され、属性が表示されます。MIB オブジェクトは次の 3 つの形式のいずれかで表示できます。
メモ このダイアログの右上にある [MIB エクスプローラー] リンクをクリックすると、WhatsUp Gold MIB エクスプローラーに切り替えることができます。