任意パッシブモニタの使用

任意パッシブモニタは、割り当てられているデバイスから送信されるすべての種類に固有の (SNMP、Syslog、Windows イベントログ) トラップとイベントを受信します。特定のトラップと同時に発生する MIB を、ピンポイントで WhatsUp Gold でリスニングし監視したい場合に、このモニタは役に立ちます。モニタがトラップとイベントを収集すると、このデータはそれぞれのログ (SNMP トラップログ、Syslog エントリ、Windows イベントログ) に追加されます。レポートエントリをスキャンして、監視する特定のトラップを見つけ、その特定のトラップ用のパッシブモニタを作成します。

しばらくの間モニタを実行しても、探しているトラップが見つからない場合は、その MIB が WhatsUp Gold MIB ディレクトリに読み込まれていない可能性があります。このような場合は、MIB をインポートします。詳細については、「SNMP MIB Manager の使用」を参照してください。

重要 このモニタが有効になっていると収集されるデータ量が大きいため、このモニタはトラブルシューティング目的だけで使用するよう強く推奨します。このモニタを一定以上の時間有効にすると、データベースのオーバーフローと WhatsUp Gold パフォーマンスの低下のリスクがあります。

このモニタは事前設定されているため、これを使用するには、トラップとイベントを調査するデバイスにのみこのモニタを割り当てる必要があります。詳細については、「パッシブモニタの割り当て」を参照してください。

このモニタでは WhatsUp Gold データベースが満杯になる可能性があるため、トラブルシューティングが完了したらモニタを忘れずに削除することが重要です。

参照

パッシブモニタライブラリの使用

SNMP トラップパッシブモニタの追加および編集

Syslog モニタの追加および編集

Windows イベントログモニタの追加および編集