WhatsUp Gold サーバーのディスク使用率の監視

ディスクの空き容量がなくなるのを回避するには、WhatsUp Gold でディスク使用率を監視するように設定する必要があります。時間経過に伴い、累積したログファイルなどのデータにより、ディスクが満杯になる可能性があります。ディスクの空き容量がなくなると、サービスの実行速度が低下し、最終的に失敗します。その場合、WhatsUp Gold で受信デバイスデータおよびログメッセージが失われる可能性があります。

WhatsUp Gold コンポーネントをホスティングするシステム (デバイス) のパフォーマンス監視を作成して追加することで、このような状況を回避できます。これには、プライマリおよびセカンダリ WhatsUp Gold サーバー、追加のポーラー、および WhatsUp Gold セカンダリマシンから独立しているマシンにある WhatsUp Gold データベースサーバーシステムが含まれます。

介入して古い収集データをアーカイブデータベースに移動することのできる Windows 管理者に通知する場合は、アラートセンターしきい値も作成する必要があります。

監視してディスク使用率が 90% を超えたらアラートを通知するには:

  1. 各 WhatsUp Gold サーバーマシンとやり取りするために SNMPv3 認証情報を設定します。
  2. 規定どおりに次のアラートセンターしきい値を作成します。
    • WhatsUp Gold プライマリサーバーのディスク使用率が 90% を超える
    • WhatsUp Gold セカンダリサーバーのディスク使用率が 90% を超える
    • WhatsUp Gold データベースサーバーのディスク使用率が 90% を超える
      詳細については、「アラートセンターしきい値の設定」を参照してください。
  3. WhatsUp Gold 展開の各システムにグローバルディスク使用率モニタを追加します。このモニタは、デバイスリストのデバイスを右クリックすると、[デバイスのプロパティ] の [パフォーマンスモニタ] セクションで使用できます。詳細については、「パフォーマンスモニタの操作」を参照してください。

毎日のログファイルおよび収集デバイスデータの夜間ロールアップを行うと、古いデータからアーカイブに移動して保管できます。詳細については、「プログラムオプション - レポートデータ」を参照してください。WhatsUp Gold サーバーのディスク使用率がしきい値 90% を超えていることを示すアラートを受信した場合は、古いデータからアーカイブに移動して保管します。

参照

データ損失を防止するための WhatsUp Gold の状態およびディスク使用率の監視

WhatsUp Gold の状態の監視

WhatsUp Gold データベースのバックアップ