Flow Monitor の設定

[Flow Monitor の設定] ダイアログには、Flow Monitor を設定および管理する際に使用する、一般的な設定、データ保持設定、データ管理設定があります。

一般

メモ 複数のポート、またはデフォルトのポート以外のポートをリスニングするように Flow Monitor を設定する場合は、そのポートが別のサービスで使用されていないことを確認してください。さらに Windows ファイアウォールを使用している場合は、ファイアウォールに例外を追加してください。

メモ [お気に入りアイコンの取得] オプションを選択すると、ファビコンを取得するために Flow Monitor はドメインのホストに接続します。これは、ホストとドメインの両方の接続統計に影響を与えます。

レポートデータ

重要 データベースは時間の増加とともに非常に大きくなる場合があるため、[未分類トラフィックの有効期限] の値を増やす場合は、注意してください。

メモ コレクタは、[未分類トラフィックの有効期限] の値で指定された時間が経過してもアクティビティのない未分類データをすべて消去します。

[Flow Monitor の設定] ダイアログのデータ保管セクションを使用すると、フローデータとインターフェイスデータのデータ保管パラメータを設定できます。フローデータを定期的にロールアップおよびアーカイブすることで、データ保管に必要なシステム リソースが最小化され、データ量の多い操作時のシステムの応答性が向上されます。

データ保管の設定

フローデータには、多くのパラメータ (入力および出力インターフェイス、ソースおよび宛先 IP アドレス、ポート番号、バイトレート、フロー終了時刻など) が含まれます。これらのパラメータは、情報の提供には役立ちますが、使用可能なストレージをすぐに満杯にする可能性もあります。データをロールアップすると効率的に保管できますが、個々のフロー内の時間に関連する情報が失われる場合もあります。Flow Monitor には、データ保管を手動で調整するか、フローデータの保管を Flow Monitor で自動的に調整するかをユーザーが選択できるデータ保管スキームが用意されています。後者の場合、Flow Monitor データベースの成長率が能動的に管理されます。フローデータのクリーンナップの制御には、次のパラメータを使用します。

インターフェイスデータ保管の設定

生のインターフェイスデータは、フローコレクタによって提供されます。また、サンプリングしたフローデータをコレクタが受信する際に、生のインターフェイスデータをネットワークデバイスから直接収集するようにコレクタを設定することもできます。この生のインターフェイスデータは、その期間のインターフェイストラフィック全体を表すため、およびインターフェイス概要レポートとインターフェイスの使用率レポートに対して 95 パーセンタイルを計算するために使用されます。データ圧縮のため、インターフェイスデータによるデータストレージへの影響は少ないので、長期保管することができます。

次のパラメータは、インターフェイスデータのクリーンナップの制御に使用します。

[OK] をクリックして、変更を保存します。

参照

Flow Monitor の設定の管理

NetFlow データをリスニングするように Flow Monitor を設定する

ログレベルの設定

データ保管方法と調整

データ保管の設定