手順 5:データベース接続の更新

これらの手順を WhatsUp Gold インストール先コンピュータで実行します。

  1. データベースへの接続時に使用できるように WhatsUp Gold のユーザー名とパスワードが構成されていることを確認します。
    1. Windows の [スタート] メニューで、次のようにします。
      • Windows 64 ビット OS では、[スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名を指定して実行] ダイアログが表示されます。
      • c:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe」と入力します。[ODBC データソースアドミニストレーター] ダイアログが表示されます。

      - または -

      • Windows 32 ビット OS では、[スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名を指定して実行] ダイアログが表示されます。
      • c:\Windows\system32\odbcad32.exe」と入力します。[ODBC データソースアドミニストレーター] ダイアログが表示されます。
    2. [システム DSN] タブをクリックします。
      [ODBC データソースアドミニストレーター] ダイアログ
    3. WhatsUp DSN を選択して、[構成] をクリックします。設定ウィザードが表示されます。

      Microsoft SQL Server DSN 設定ウィザード

    4. 最初のダイアログ内のボックスが SQL Server 認証の設定に適合していることを確認し、[次へ] をクリックします。
    5. 2 番目のダイアログで、[With SQL Server authentication using login ID and password entered by the user] オプションが選択されていることを確認します。[ログイン] ボックスに SQL ユーザー名を入力します。[パスワード] ボックスに SQL ユーザーのパスワードを入力します。[次へ] をクリックします。

      Microsoft SQL Server DSN 設定ウィザード

    6. 3 番目のダイアログで、[既定のデータベースを以下に変更する] が選択されていることと、WhatsUp データベースがドロップダウンメニューに表示されることを確認します。[次へ] をクリックします。

      Microsoft SQL Server DSN 設定ウィザード

    7. 最後のダイアログが表示されるまで [次へ] をクリックし続け、[完了] をクリックします。[ODBC Microsoft SQL Server セットアップ] ダイアログが表示されます。[データソースのテスト] をクリックして構成をテストするか、[OK] をクリックします。

      SQL Server DSN 設定ウィザード

    8. NetFlow DSN について、手順 b ~ f を繰り返します。
  2. WhatsUp Gold とそのプラグインで、データベースの更新されたユーザー名とパスワードが使用されることを確認します。
    1. [スタート] メニューから WhatsUp Gold データベース設定ユーティリティを開きます。そのためには、[スタート] > [プログラム] > [Ipswitch WhatsUp Gold] > [ユーティリティ] > [データベース設定ユーティリティ] を選択します。

      データベース接続ユーティリティ

    2. [SQL Server 認証を使用する] を選択します。
    3. DSN で入力した [ユーザー名][パスワード] が正しいことを確認し、[接続] をクリックします。ユーティリティによって接続情報が確認されます。情報が正しい場合は、[レジストリの更新] ダイアログが表示されます。
    4. [更新後に WhatsUp サービスを再起動する] が選択されていないことを確認します。

      レジストリの更新

    5. [保存] をクリックします。ユーティリティによってデータベース接続設定が更新され、サービスが再起動されます。[終了] ダイアログが表示されます。

      [終了] ダイアログ

    6. [終了] をクリックします。
  3. Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Edition サービス依存性を Ipswitch サービスコントロールマネージャから削除します。
    1. Windows コマンドプロンプトを開きます ([スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックして「cmd.exe」を入力します)。
    2. 次のコマンド (大文字小文字の区別があります) を入力します。

      sc config "Ipswitch Service Control Manager" depend= "RPCSS"

    メモ 「depend=」と「"RPCSS"」の間に、スペースが 1 つあります。このスペースはスクリプトの実行に不可欠です。

    このコマンドにより、Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Edition への依存性が WhatsUp サービスマネージャから削除されます。

  4. Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) Web サーバーを使用している場合、WhatsUp サービスマネージャ ([スタート] > [Ipswitch WhatsUp Gold] > [ユーティリティ] > [サービスマネージャ]) を起動し、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) サービスを開始します。

    ヒント ヘルプの [WhatsUp サービスコントローラ] ダイアログ (Ipswitch サービスコントロールマネージャ) を使用して、各種サービスを管理できます。詳細については、「WhatsUp サービスコントローラについて」を参照してください。 。

    メモ 一部のサービスはオプションです。関連する製品がライセンスされ有効になっていない場合、[WhatsUp サービスコントローラ] ダイアログ (Ipswitch サービスコントロールマネージャ) でサービスを開始および停止することはできません。プラグインにアクセスできるかどうかは、お持ちのライセンスファイルによって決まります。ライセンスを更新するには、WhatsUp カスタマポータルにアクセスしてください。

  5. Desktop Actions アプリケーションとタスクトレイアプリケーションを起動します (これらのアプリケーションは、[スタート] > [Ipswitch WhatsUp Gold] > [ユーティリティ] からアクセスします)。

これらの手順を完了すると、WhatsUp Gold はポーリングを再開し、新データをすべて Microsoft SQL Server 2008 R2 のデータベースに書き込みます。

参照

SQL Server Management Studio を使って WhatsUp Gold Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Edition データベースを Microsoft SQL Server 2008 R2 に移行する方法

はじめに

手順 1:SQL Server が要件を満たすかどうかの確認

手順 2:データベースをバックアップします

手順 3:Microsoft SQL Server 2008 R2 へのデータベースの移行

手順 4:専用ユーザーアカウントの作成