手順 4:データベース接続を更新します

この手順を WhatsUp Gold インストール先コンピュータで実行します。

  1. データベースへの接続時に使用できるように WhatsUp Gold のユーザー名とパスワードが構成されていることを確認します。
    1. Windows の [スタート] メニューで、次のようにします。
      • Windows Server 2008 および 2003 (32 ビット OS) では、[コントロールパネル] > [管理ツール] > [データソース] を選択し、[システム DSN] タブを選択します。
        - または -
      • Windows 7 では、[コントロールパネル] > [システムとセキュリティ] > [管理ツール] > [データソース] を選択し、[システム DSN] タブを選択します。
        - または -
      • Windows Server 2008 R2 およびその他の 64 ビット OS では、コマンドプロンプトを起動 ([スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリック) し、「c:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe」と入力します。次に、[ODBC データソースアドミニストレーター] ダイアログで [システム DSN] タブを選択します。
    2. [WhatsUp DSN] を選択し、[構成] をクリックします。設定ウィザードが表示されます。
    3. 最初のダイアログ内のボックスが SQL Server 認証の設定に適合していることを確認し、[次へ] をクリックします。
    4. 2 番目のダイアログで、[With SQL Server authentication using login ID and password entered by the user] オプションが選択されていることを確認します。[ログイン] ボックスに SQL ユーザー名を入力します。[パスワード] ボックスに SQL ユーザーのパスワードを入力します。[次へ] をクリックします。
    5. 3 番目のダイアログで、[既定のデータベースを以下に変更する] が選択されていることと、WhatsUp データベースがドロップダウンメニューに表示されていることを確認します。[次へ] をクリックします。
    6. 最後のダイアログが表示されるまで [次へ] をクリックし続け、[完了] をクリックします。[ODBC Microsoft SQL Server セットアップ] ダイアログが表示されます。[データソースのテスト] をクリックして構成をテストするか、[OK] をクリックします。
    7. NetFlow DSN について、手順 b ~ f を繰り返します。
  2. WhatsUp Gold とそのプラグインで、データベースの更新されたユーザー名とパスワードが使用されることを確認します。
    1. [スタート] メニューから WhatsUp Gold データベース設定ユーティリティを開きます。そのためには、[スタート] > [プログラム] > [Ipswitch WhatsUp Gold] > [ユーティリティ] > [データベース設定ユーティリティ] を選択します。
    2. [SQL Server 認証を使用する] を選択します。
    3. DSN で入力した [ユーザー名][パスワード] が正しいことを確認し、[接続] をクリックします。ユーティリティによって接続情報が確認されます。情報が正しい場合は、[レジストリの更新] ダイアログが表示されます。
    4. [更新後に WhatsUp サービスを再起動する] が選択されていないことを確認します。
    5. [保存] をクリックします。ユーティリティによってデータベース接続設定が更新され、影響を受けるサービスが再起動されます。[終了] ダイアログが表示されます。
    6. [終了] をクリックします。データベース設定ユーティリティが終了します。
  3. Microsoft SQL Server 2005 Express Edition サービス依存性を Ipswitch サービスコントロールマネージャから削除します。
    1. Windows コマンドプロンプトを開きます。[スタート] > [ファイル名を指定して実行] を選択し、「cmd.exe」と入力します。
    2. 次のコマンドを入力します。
      • sc config "Ipswitch Service Control Manager" depend= "RPCSS"

    <注> depend= の後および  "RPCSS""" の前に、スペースが 1 つあります。このスペースは必須です。

    これらのコマンドにより、Microsoft SQL Server 2005 Express Edition への依存性が Ipswitch サービスコントロールマネージャから削除されます。

  4. Ipswitch サービスコントロールマネージャを起動します。

    <ヒント> [WhatsUp サービスコントローラ] ダイアログ (Ipswitch サービスコントロールマネージャ) を使用して、各種サービスを管理できます。詳細については、「WhatsUp サービスコントローラについて」を参照してください。

    Note: 一部のサービスはオプションです。関連する製品がライセンスされ有効になっていない場合、[WhatsUp サービスコントローラ] ダイアログ (Ipswitch サービスコントロールマネージャ) でサービスを開始および停止することはできません。プラグインにアクセスできるかどうかは、お持ちのライセンスファイルによって決まります。ライセンスを更新するには、WhatsUp カスタマポータルにアクセスしてください。

    <ヒント> [WhatsUp サービスコントローラ] ダイアログ (Ipswitch サービスコントロールマネージャ) を使用して、各種サービスを管理できます。詳細については、「WhatsUp サービスコントローラについて」を参照してください。

    • Microsoft インターネット情報サービス (IIS) サービスを起動します。
    • Desktop Actions アプリケーションとタスクトレイアプリケーションを起動します。[スタート] > [プログラム] > [Ipswitch WhatsUp Gold] > [ユーティリティ] で、各アプリケーションを起動します。

これらの手順を完了すると、WhatsUp Gold はポーリングを再開し、新データをすべて Microsoft SQL Server 2005 または Microsoft SQL Server 2008 or 2008 R2 のデータベースに書き込みます。

参照

Microsoft SQL Server への WhatsUp Gold Microsoft SQL Server 2005 Express Edition データベースの移行

手順 1:Microsoft SQL Server が要件を満たしていることを確認します

手順 2:データベースをバックアップします

手順 3:データベースを Microsoft SQL Server 2005 または Microsoft SQL Server 2008 or 2008 R2 に移行します

移行問題のトラブルシューティング

詳細情報の参照先