WhatsUp Gold データベースファイルの移行
WhatsUp Gold と同じコンピュータにインストールされた Microsoft SQL Server のインスタンスから、ローカルまたはリモートの Microsoft SQL Server のインスタンスに WhatsUp Gold データベースを移行するには、次の手順を使用します。
WhatsUp Gold データベースの移行:
- ターゲット SQL Server で SQL Management Studio を起動して、sysadmin 権限のあるアカウントを使用してログインします。
- 以前に作成した適切な .bak ファイルを指定して、WhatsUp データベースを復元します。
- NetFlow .bak ファイルと NFArchive .bak ファイルに対しても復元手順を繰り返します。
- すべてのデータベースバックアップファイルを移行したら、WhatsUp Gold アプリケーションから接続する際に使用する dbo 権限に制限されたユーザーアカウントを作成します。新しく作成する、権限が制限されたアカウントの名前とパスワードは、以前のサーバーで最初に使用した権限が制限されたアカウントと一致させてください。権限が制限された新しいユーザーアカウントのパスワードを適切にリハッシュするために、移行と RemoteDBconfig の実行の後にパスワードを変更することができます。
データベース接続の更新:
- WhatsUp Gold がインストールされているマシンの Windows コントロールパネルから ODBC データソースアドミニストレーターを起動します。
- [システム DSN] で [WhatsUp DSN] を選択して、構成ウィザードを起動します。
- 表示される SQL Server 認証情報が正しいことを確認して、次に進みます。
- SQL Server で、Windows 認証ではなく、SQL Server 認証情報を使用してログイン ID の認証を確認するオプションを有効にして、次に進みます。
- デフォルトのデータベースを WhatsUp に変更するか、WhatsUp を使用していない場合は WhatsUp Gold データベースの標準以外のデータベース名に変更して、構成ウィザードの残りの手順を最後まで進みます。
- NetFlow データベースと NFArchive データベースに対してもシステム DSN 構成手順を繰り返します。また、NetFlow と NFArchive の代わりに標準以外のデータベース名を使用している場合は、適切なデータベース名を使用するようにシステム DSN を設定します。
- をクリックして、WhatsUp Gold でデータベースの変更後のユーザー名とパスワードが使用されることを確認します。
データベース移行の仕上げ:
- WhatsUp Gold を実行中のマシンで、
\Program Files (x86)\Ipswitch\WhatsUp
に移動します。 RemoteDBConfig
をダブルクリックすると、[データベース接続] ダイアログが表示されます。- メニューから、新しい SQL Server のインスタンスを選択します。
- を有効にし、データベースへのアクセスに使用する SQL Server 認証情報を入力します。
- をクリックします。
WhatsUp Gold データベースの移行に加え、WhatsUp Gold を 1 つ以上の iDrone (EUM ポーラー) と併用してアプリケーションを監視する場合は、他の WhatsUp Gold データベースファイルを移行した後で、iDroneService データベースの場所を更新する必要があります。詳細については、「iDrone サービスデータベースの移行」を参照してください。