アクションポリシー、アクション、およびサービス停止ポリシーと WhatsUp Gold アプリケーション監視の概要

WhatsUp Gold では、監視しているアプリケーションインスタンスとコンポーネントに適用できるアクションポリシーを設定することができます。アクションポリシーは、アプリケーションインスタンスまたはコンポーネントの状態が移行するときに実行するアクションを決定します。移行後の状態は、稼働、停止、警告、保守です。アクションポリシーを作成する前に、1 つ以上のアクションを作成する必要があります。また、アクションポリシーにサービス停止ポリシーを適用することもできます。サービス停止ポリシーは、アクションポリシーを適用する時期、および保守期間のように保守アクティビティが理由でポリシーを無視すべき時期を決定します。すべてのアプリケーションおよびシステムは、アクションとアクションポリシーが設定とスケジュールされたアクションに応じて正しく動作するように、システムクロックを同期させておく必要があります。

アプリケーション監視に固有のアクションポリシーや各アクションに加え、関連するサービス停止スケジュールの設定を開始するには、[設定] > [アプリケーション監視] > [アプリケーション監視アクションおよびポリシー] を選択します。このインターフェイスを使用した設定は、監視対象デバイスに適用されるアクションとポリシーとは別に保存されて維持されますが、それらを作成して管理するためのコントロールと手順は同じです。アクションポリシーを作成すると、アプリケーションインスタンスまたはインスタンス内の各コンポーネントにアクションポリシーを割り当てることができます。

単一のアプリケーションインスタンスまたはコンポーネントにアクションポリシーを割り当てるには:

  1. ナビゲーションツリーで、アクションポリシーを追加するアプリケーションプロファイルを選択します。
  2. アクションポリシーを追加するプロファイル内のコンポーネントまたは特定のアプリケーションインスタンスを選択して、[アプリケーションプロファイルの編集] をクリックします。
  3. 適用するアクションポリシーを選択します。インスタンスに対して [アクションポリシー] リストから選択する場合、アクションポリシーはそのインスタンス内のすべてのコンポーネントに適用されます。下の [コンポーネント] セクションで展開された個々のコンポーネントに対して [アクションポリシー] リストから選択する場合、アクションポリシーはそのコンポーネントにのみ適用されます。
  4. [保存] をクリックします。

複数のアプリケーションインスタンスまたはコンポーネントにアクションポリシーを割り当てるには:

  1. アプリケーションの複数のインスタンスにアクションポリシーを適用する場合、[アプリケーションプロファイル] ナビゲーションツリーからアプリケーションプロファイルを選択します。
    または
    個々のインスタンス内の特定のコンポーネントにアクションポリシーを適用する場合、[アプリケーションプロファイル] ナビゲーションツリーからアプリケーションインスタンスを選択します。
  2. 左側の選択ボックスを使用して、特定のアプリケーションインスタンスまたはコンポーネントを選択します。インスタンスまたはコンポーネントのどちらを選択するかは、前の手順の [アプリケーションプロファイル] ナビゲーションツリーで選択した内容によって異なります。
  3. [選択済みの項目] > [アクションポリシーの割り当て] の順に選択して、適用するアクションポリシーを選択します。
  4. [保存] をクリックします。

メモ [アプリケーションプロファイル] ナビゲーションツリーの一番上にある [すべてのアプリケーションプロファイル] を選択すると、ここで説明した方法を使用して、複数のアプリケーションプロファイルにアクションポリシーを一度に適用することもできます。ただし、アプリケーションプロファイルにアクションポリシーを割り当てた場合は、将来そのプロファイルを使用してインスタンスを作成する際のプロファイルの設定が変更されます。

参照

WhatsUp Gold を使用したアプリケーション監視

WhatsUp Gold のアプリケーション監視で使用される用語について

アプリケーションの監視の準備

アプリケーションの検出

アプリケーションプロファイルの操作

アプリケーションインスタンスの操作

コンポーネントとコンポーネントグループの操作

ディスクリートアプリケーションの操作

アプリケーション属性の操作