カスタムデバイスロールの作成

WhatsUp Gold でカスタムデバイスロールを作成するステップは次のとおりです。

ステップ 1:既存のロールを複製する

ライブラリの中で機能と監視目的が似ているデフォルトデバイスロールを新しいターゲットロールとしてコピーします。

以下のガイドラインを考慮してください。

  • 新しいロールを作成する際、既存のロールまたはサブロールから作成するのが一番簡単です。
  • 想定するカスタムロールに似たサブロールであれば、場合によってはほとんど編集せずにスキャンルールとモニタリストを再利用することができます。
  • 同じ機能カテゴリのデフォルトロールを変更すると、多くの場合、スキャンルールで検出された SNMP モジュール識別子とエンタープライズ MIB テーブルを再利用できます。
  • デフォルトロール/サブロールを複製すると、新しいカスタムロールの分類の重み付けがデフォルト値よりも大幅に大きくなります。つまり、カスタムロールはデフォルトロールよりも優先されます(これは必要に応じて後で調整できます)。

Tip: 検出スキャンの分類とモニタリストを使用する際のヒントとガイダンスとして、ロール/サブロールライブラリのデバイスのサブロール定義を確認してください。

ステップ 2:スキャンルールを調整する

スキャンルールをリファクタリングすると、WhatsUp Gold 検出でターゲットデバイスを検出し、分類することができます。

Tip: スキャンルールをリファクタリングしたら、代表的な小さいサンプルで新たにスキャンを実行して、新しい検出ルールとロール定義がデフォルトロールとともにどのように機能するかを確認してください。

ステップ 3:ロールを有効にする

ロール/サブロールライブラリでロールを有効にします。

ステップ 4:検出する

検出スキャンまたは再スキャンを実行して、ロール定義をテストします。

ステップ 5:カスタマイズする

必要に応じて、モニタの追加やカスタムモニタの作成を行い、適用します。

See Also

デバイスロール

デバイスロールについて

デバイスロール (検出カテゴリ)

カスタムモニタでデフォルトロールを調整する

ロール/サブロールライブラリ