キュー内のファイルはキューに入る途中または出る途中のメールメッセージです。ファイル名の最初の文字とファイル拡張子を見ると、メッセージがどの段階にあるか判断できます。
電子メールメッセージがキューにある場合、ファイル名の先頭が D のデータファイルです。処理されるに従って、データファイルには、対応する T ファイル、Q ファイル、および A ファイルがあります。
ファイル名の最初の文字 |
説明 |
A |
接続フィルタリングと SPF テストを実行中のデータファイル。メッセージが配信されると削除されます。 |
D |
メッセージが着信する間にデータファイルと一致するファイル。メッセージが完全に受信されると、T ファイルの名前は Q に変更されます。 |
T |
IMail Server がメッセージの配信を試みている間にデータファイルと一致するファイル。 |
A |
処理中のロック済みファイル。これらのファイルのファイル拡張子には波形符号 (~) が含まれます (ファイル名の 3 文字が nex の場合、ファイルは (??web messaging または IMail Web Client) または imail1.exe を介して処理中です)。 |
*~?? |
処理中のロック済みファイル。これらのファイルのファイル拡張子には波形符号 (~) が含まれます (ファイル名の 3 文字が nex の場合、ファイルは (??web messaging または IMail Web Client) または imail1.exe を介して処理中です)。 |
F |
ファックスファイルへのメール |
通常、メッセージは数秒または数分で処理されますが、メッセージ配信問題がある場合、関連ファイルはキューに長く留まることがあります。
IMail はメッセージが配信できない場合にはデータファイルを削除しません。よって、本当にメッセージが失われるわけではありません。
メッセージを受信中にシステムをリブートする場合、IMail は T ファイルと D ファイルを残す可能性があります。スプールクリーナーユーティリティを使用して、これらのファイルを整理できます。