Antispamseeder.exe を使用してワイルドカードを識別

IMail Server は、電子メールをスキャンするときに、その電子メールを個々の単語に分割します。各単語の各文字がチェックされ、その単語が有効であることが確認されます。デフォルトで、IMail Server は、非英字 (ハイフンを除く) や数字を認識しません。単語を antispam-table.txt ファイルと比較するとき、非英字と数字は「-」として処理されます。したがっ て、単語「2Sexy」が電子メール内に見つかった場合、その単語は、antispam-table.txt ファイルと比較されるときに「?sexy」として処理されます。

そのような単語をスパムまたは非スパムとして IMail Server に識別させたい場合は、antispamseeder.exe を使用して、それらの単語を antispam-table.txt ファイルに入力する必要があります。

非英字や数字を含む単語をスパムまたは非スパムとして識別するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド プロンプトから、次のコマンドを入力します。

    antispamseeder.exe ?w<word> ?c<word count> [- spam|-good] -h<hostname>

  2. 上記コマンドで入力した単語は、入力したパラメータに応じてスパムまたは非スパムとして識別されるようになります。

ワードカウントは正の値でなければなりません。

例:

例 1

例 2

パラメータ

パラメータ

機能

-c<word count>

単語のスパム カウントまたは非スパム カウントを表します。これは、単語がすべての電子メール メッセージに現れた合計回数を表すこともできます。

- h<hostname>

ホストの名前を表します。

-w<word>

単語を表します。antispam-table.txt ファイル内の単語のスパムまたは非スパム カウントを設定する場合は、-c と共にこのパラメータが使用されます。

-spam

入力された単語をスパムとして識別します。

-good

入力された単語を非スパムとして識別します。

関連トピック

Antispamseeder のパラメータ

Antispam-table.txt ファイルについて