SecAuxNet ユーティリティを必要に応じて実行します。Ipswitch では、オペレーティングシステムと MOVEit ホストをセキュリティ上の脅威からより強力に保護するためユーティリティの実行を推奨しています。
SecAuxNET ユーティリティは、インターネットに接続しているネットワークセグメントでの展開用に、MOVEit Transfer アプリケーションを実行する Windows Server プラットフォームを準備するために使用します。SecAuxNET が行う処理の大部分は、SecAuxNET が生成して適用する Windows セキュリティテンプレートに関するものです。SecAuxNET が行うその他の処理は、現在のユーザーに対するレジストリの変更の適用に関するもので、これらは Windows セキュリティテンプレートには影響しません。
SecAuxNET は、ドメインコントローラーの適切な操作を妨げる可能性のあるセキュリティ設定をいくつか適用します。このため、SecAuxNET は操作がドメインコントローラーで実行されているかどうかを検出し、実行されている場合には、警告メッセージを表示して直ちに終了します。
SecAuxNET は、サーバーを最適化してロックダウンするための複数のオプションをインストーラーやオペレーターに提供し、これらのオプションに対する回答に基づいて、最終的なテンプレートを生成し、その他のセキュリティ操作を実行します。
システム設定のバックアップ
SecAuxNET ユーティリティによって、レジストリをバックアップするためのプロンプトが表示されます。バックアップを行うことをお勧めします。
その他の推奨事項: ユーティリティを実行する前に、次の項目のバックアップを作成してください。
これらの項目のバックアップを作成すると、必要に応じて設定を復元できます。設定の復元の詳細については、「変更のロールバック」を参照してください。
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