SQL クエリパフォーマンスモニタの追加および編集

このモニタでは、Microsoft SQL、MySQL、または ORACLE データベースの特定の状況をデータベースクエリに基づいて確認することができます。

メモ この機能は WhatsUp Gold Premium、ProView、TotalView、TotalView Plus の各エディションでのみ使用できます。ライセンスを更新するには、WhatsUp カスタマポータルにアクセスしてください。

重要 SQL クエリモニタを使用して MySQL データベースを監視するには、まず MySQL .NET コネクタをダウンロードして WhatsUp Gold マシンにインストールする必要があります。互換性の関係で MySQL バージョン 5.2.5 の .NET コネクタのみがサポートされています。コネクタは WhatsUp Gold Web サイト (http://www.whatsupgold.com/MySQL525Connector) にあります。このリンクにより、mysql-connector-net-5.2.5.zip ファイルがダウンロードされます。ファイルをダウンロードしたら、MySQL.Data.msi を抽出し、MySQL.Data.msi アイコンをダブルクリックして MySQL コネクタセットアップユーティリティを実行します。[Choose Setup Type] ダイアログで [Typical] を選択し、[Install] をクリックします。MySQL .NET コネクタは次の場所にインストールされます。C:\Program Files\MySQL\MySQL Connector Net 5.2.5\.NET コネクタをインストールしたら、WhatsUp Gold マシンを再起動します。

メモ SQL クエリモニタは、Windows 認証と ADO 認証をサポートしています。認証情報が、クエリを実行するデータベースの認証情報ライブラリで設定されていることを確認してください。認証情報システムは、データベース接続が必要なときに使用する WhatsUp Gold データベースに Windows および ADO データベース認証情報を保存します。詳細については、「認証情報の使用」を参照してください。

メモ リモート SQL インスタンスに接続する場合、WhatsUp Gold は TCP/IP ネットワークライブラリだけをサポートします。

新しい SQL クエリパフォーマンスモニタを追加するには:

  1. WhatsUp Gold Web インターフェイスで、[管理者] > [モニタ] に移動します。[モニタライブラリ] ダイアログが表示されます。
  2. [パフォーマンス] タブをクリックします。[パフォーマンスモニタ] リストが表示されます。
  3. [新規] をクリックします。[パフォーマンスモニタの種類の選択] ダイアログが表示されます。
  4. [SQL クエリパフォーマンスモニタ] を選択し、[OK] をクリックします。[新しい SQL クエリモニタ] ダイアログが表示されます。
  5. 適切な情報を入力します。
    • [名前]。パフォーマンスモニタの固有の名前を入力します。この名前がパフォーマンスモニタライブラリに表示されます。
    • [説明]。(オプション) モニタに関する追加情報を入力します。この説明は、パフォーマンスモニタライブラリでモニタの横に表示されます。
  6. [サーバープロパティ] セクションに適切な情報を入力するか、選択します。
    • [サーバーの種類]。データベースサーバーの種類として [Microsoft SQL Server][MySQL]、または [ORACLE] を選択します。

    メモ MySQL 5.2.5 コネクタがインストールされている場合のみ、MySQL データベースがサポートされ、サーバーの種類のオプションとしてリストに表示されます。

    • [接続タイムアウト (秒)]。SQL クエリモニタによって使用され、接続を終了してタイムアウトエラーを返すまでにサーバーが応答するのを待機する時間を指定します。最小許容値は 1 秒、最大許容値は 120 秒です。デフォルト値は 15 秒です。

    メモ ユーザーが設定した接続タイムアウト設定は、ポーリングのみに使用されます。クエリビルダでは使用されません。クエリビルダでは接続タイムアウトとして 15 秒のデフォルト値が使用されます。

    • [サーバーアドレス]。Microsoft SQL Server の場合は ServerName\Instance 形式 (WUGServer\SQLEXPRESS など)、MySQL の場合は ServerName 形式 (WUGServer など)、Oracle の場合は ServerName/ServiceName 形式 (WUGServer/Oracle など) です。

    メモ 使用しているサーバーの種類が Oracle の場合、SQL クエリモニタではクライアント (WhatsUp Gold システム) で tsnnames.ora ファイルを使用しません。

    • [ポート (オプション)]。標準のデータベースポート番号以外を使用する場合のポート番号。
    • [実行する SQL クエリ]。データベースの状況の監視および確認を行うデータベースに対して実行するクエリ。SELECT クエリのみを使用できます。

      重要 クエリにデータベースの完全名を含めてください。クエリのヘルプについては、[ビルド] をクリックします。[SQL クエリビルダ] ダイアログを使用すると、クエリ構文を正しく作成できます。

      重要 入力した SQL クエリは、1 つの数値を返す必要があります。つまり、1 列のみを持つ単一のレコードを返します。クエリが複数のレコードを返した場合、モニタはデータの格納に失敗します。クエリが単一のレコードを返した場合でも、そのレコードに複数の列が含まれていると、モニタは格納する値として最初の列を選択します。この最初の列は数値である必要があります。それ以外の場合、データの格納は失敗します。

    • [ビルド]。クリックすると、クエリの作成を支援する [SQL クエリビルダ] ダイアログが開きます。
    • [検証]。クリックしてクエリが有効であることを確認します。SQL クエリに構文エラーがある場合、問題点に関するヒントを記載したメッセージが表示されます。
  7. [OK] をクリックして、変更を保存します。
  8. モニタをライブラリに追加した後、[デバイスのプロパティ] > [パフォーマンスモニタ] からモニタを有効にできます。詳細については、「パフォーマンスモニタの有効化」を参照してください。

既存の SQL クエリパフォーマンスモニタを編集するには:

  1. WhatsUp Gold Web インターフェイスで、[管理者] > [モニタ] に移動します。[モニタライブラリ] ダイアログが表示されます。
  2. [パフォーマンス] タブをクリックします。[パフォーマンスモニタ] リストが表示されます。
  3. 現在のモニタのリストから編集するパフォーマンスモニタを選択し、[編集] をクリックします。[SQL クエリパフォーマンスモニタの編集] ダイアログが表示されます。
  4. 適切な情報を入力します。
    • [名前]。パフォーマンスモニタの固有の名前を入力します。この名前がパフォーマンスモニタライブラリに表示されます。
    • [説明]。(オプション) モニタに関する追加情報を入力します。この説明は、パフォーマンスモニタライブラリでモニタの横に表示されます。
  5. [サーバープロパティ] セクションに適切な情報を入力するか、選択します。
    • [サーバーの種類]。データベースサーバーの種類として [Microsoft SQL Server][MySQL]、または [ORACLE] を選択します。

    メモ MySQL 5.2.5 コネクタがインストールされている場合のみ、MySQL データベースがサポートされ、サーバーの種類のオプションとしてリストに表示されます。

    • [接続タイムアウト (秒)]。SQL クエリモニタによって使用され、接続を終了してタイムアウトエラーを返すまでにサーバーが応答するのを待機する時間を指定します。最小許容値は 1 秒、最大許容値は 120 秒です。デフォルト値は 15 秒です。

    メモ ユーザーが設定した接続タイムアウト設定は、ポーリングのみに使用されます。クエリビルダでは使用されません。クエリビルダでは接続タイムアウトとして 15 秒のデフォルト値が使用されます。

    • [サーバーアドレス]。Microsoft SQL Server の場合は ServerName\Instance 形式 (WUGServer\SQLEXPRESS など)、MySQL の場合は ServerName 形式 (WUGServer など)、Oracle の場合は ServerName/ServiceName 形式 (WUGServer/Oracle など) です。

    メモ SQL クエリモニタでは、クライアント (WhatsUp Gold システム) で tsnnames.ora ファイルを使用しません。

    • [ポート (オプション)]。標準のデータベースポート番号以外を使用する場合のポート番号。
    • [実行する SQL クエリ]。データベースの状況の監視および確認を行うデータベースに対して実行するクエリ。SELECT クエリのみを使用できます。

      重要 クエリにデータベースの完全名を含めてください。

    • [ビルド]。クリックすると、クエリの作成を支援する [SQL クエリビルダ] ダイアログが開きます。
    • [検証]。クリックしてクエリが有効であることを確認します。SQL クエリに構文エラーがある場合、問題点に関するヒントを記載したメッセージが表示されます。
  6. [OK] をクリックして、変更を保存します。

参照

パフォーマンスモニタの使用

パフォーマンスモニタの概要

パフォーマンスモニタライブラリの使用

パフォーマンスモニタの操作

アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加および編集

APC UPS パフォーマンスモニタの追加および編集

JMX パフォーマンスモニタの追加および編集

PowerShell スクリプトパフォーマンスモニタの追加および編集

例 - PowerShell パフォーマンスモニタスクリプト

プリンタパフォーマンスモニタの追加および編集

SNMP パフォーマンスモニタの追加および編集

SQL クエリビルダ

SSH パフォーマンスモニタの追加および編集

Windows パフォーマンスカウンタモニタの追加および編集

WMI フォーマット済みパフォーマンスモニタの追加および編集

WMI パフォーマンスモニタの追加および編集