SNMP 概要

Simple Network Management Protocol (SNMP) は、リモートユーザーがデバイス (ホスト、ゲートウェイ、サーバーなど) の管理情報を表示または変更するための方法を定義します。

リモートユーザーのシステム上の監視または管理アプリケーションは、このプロトコルを使用してデバイス上の SNMP エージェントと通信し、管理データにアクセスします。

各デバイス上の SNMP エージェントは、ネットワークインターフェイス、ルーティングテーブル、送受信された IP パケット、および失った IP パケットなど、デバイスのネットワーク設定や動作に関する情報を提供できます。この情報は SNMP オブジェクトと呼ばれ、管理情報ベース (MIB) で定義された標準の形式で保存されます。MIB では、管理できる SNMP オブジェクトと各オブジェクトの形式が定義されます。

SNMP プロトコルは、MIB とともに、さまざまなベンダーのデバイス上のネットワーク管理情報を表示および変更するための標準的な方法を提供します。SNMP を実装したアプリケーションならどれでも指定のデバイス上の MIB にアクセスすることができます。SNMP の詳細については、RFC (Request for Comments) 1157 を、MIB の説明については、RFC 1213 を参照してください。WhatsUp Gold で使用する MIB 情報は、MIB ディレクトリ (..\Program Files\Ipswitch\WhatsUp\Data\Mibs) の MIB ファイルにあります。

参照

SNMP の使用

Windows デバイスでの SNMP の有効化

SNMP サービスの監視

SNMP エージェントまたは SNMP マネージャについて

SNMP 管理情報ベースについて

SNMP オブジェクト名と識別子について

SNMP MIB Manager の使用

SNMP MIB Manager を使用して MIB ファイルをトラブルシューティングするには。

SNMP 操作について

SNMP デバイスインターフェイスにカスタム名を使用

SNMP セキュリティについて

トラップ定義インポートツールの使用