デバイス管理デバイスのプロパティの表示
デバイスマージ決定情報
WhatsUp Gold はデバイス境界を把握するために、検出時ルールセットを使用します。個別のエンティティとしてデバイスを識別するプロパティには、MAC アドレス、ネットワークアドレス、SNMP システム名、NetBIOS 特性が含まれます。検出時にデバイス情報が収集されるのに伴い、デバイスを区別するこうした特性は、WhatsUp Gold で 1 つの物理デバイスまたは仮想デバイスに属するデバイスレコードを認識し、マージする際に役立ちます。
Note: 特殊な環境では、アドレス例外を使用して通常のデバイスレコードのマージを上書きするように WhatsUp Gold に指示することができます。
以下のデバイスレコードのマージアクティビティを表示することができます。
[モニタ]。このデバイスのパッシブモニタ、アクティブモニタ、パフォーマンスモニタの参照、適用、および設定を行います。
Tip: WhatsUp Gold がデバイスから CPU、ディスク、メモリ、およびインターフェイス使用率データを収集するプロトコルを指定できるようになりました。[モニタ] タブで、該当するモニタを選択し、 をクリックして、設定ダイアログの上部でパフォーマンスデータを収集するのに適切なプロトコルを選択します。
Tip: WhatsUp Gold では、重要モニタが停止しているか、すべてのモニタが停止しているデバイスは、停止状態であると見なされます。
[ポーリング]。ポーリング間隔、ターゲットアドレス、および依存関係チェーンを調整します。
Tip: 短いポーリング間隔を一時的に、またはパフォーマンスのトラブルシューティングを行うために適用する必要がある場合は、RealTime パフォーマンスモニタの使用を検討してください。
Note: WhatsUp Gold では、重要モニタが停止しているか、すべてのモニタが停止しているデバイスは、停止状態であると見なされます。
[アクション]。通知、ログイベント、チェーンとともに是正アクションを送信し、エスカレーションルールを適用します。
アクティブモニタを適用する場合、通常はアクションとデバイス状態をモニタで検出する変更に関連付けます。アクションライブラリから使用できる組み込みアクションの種類には 3 つの主なカテゴリがあります。アクションはトリガするか、またはスケジュールを設定することができます。
Note: 特定のアクション (たとえば、CM アクションなど) をオンデマンド ([今すぐ実行]) で呼び出すことができます。
組み込みアクションの種類は以下のとおりです。
[認証情報]。組み込み認証情報の種類を表示し、このデバイスに関連付けます (詳細な検出と情報の監視に必要)。
認証情報ライブラリには、次の種類の認証情報があります。
[ネットワーク管理]。簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMPv1、SNMPv2、SNMPv3)。
認証情報の種類 |
説明 |
標準的な使用法 |
管理 SNMP ドメイン (ネットワークやサブセットなど) は、共有 SNMP コミュニティ文字列によって定義されます。 |
デフォルト (「パブリック」) コミュニティ文字列または別途設定されたコミュニティ文字列で SNMP エージェントを実行しているデバイス上の MIB にアクセスできる WhatsUp Gold パフォーマンスモニタでポーリングを行います。 |
|
SNMP メッセージ認証によってデータの整合性と送信元の認証を行うユーザーベースのセキュリティ。 |
SNMPv1、v2、v3 を使用して SNMP 対応デバイスの WhatsUp Gold パフォーマンスモニタでポーリングを行います。
|
[System Attributes and Instrumentation (システム属性とインストルメンテーション)]。Windows、VMware、SSH (通常、Linux および UNIX に使用)。
認証情報の種類 |
説明 |
標準的な使用法 |
Windows ユーザー認証情報。最小権限の原則に従って範囲を指定することが推奨されます。 |
|
|
リモートコマンド、スクリプト、および管理。 |
|
|
Telnet (UNIX、Linux) |
リモートコマンド、スクリプト、および管理。 |
|
VM プラットフォームの属性、ステータス、およびログ。 |
|
[Remote Execution (リモート実行)]。セキュアシェルクライアント (SSH)、Telnet クライアント。
認証情報の種類 |
説明 |
標準的な使用法 |
リモートコマンド、スクリプト、および管理。 |
|
|
リモートコマンド、スクリプト、および管理。 |
|
[Storage Device Management (ストレージデバイス管理)]。Storage Management Initiative Specification (SMI-S)。
クラウド。Amazon Web Services (AWS)、Azure。
Tip: スクリプト (PowerShell など) を含むほとんどのアクティブモニタでは、リモート処理の一環として (アクティブセッションの前およびセッション中に) 認証情報セットを適用することができます。
認証情報について。
Tip:: スクリプト (PowerShell など) を含むほとんどのアクティブモニタでは、リモート処理の一環として (アクティブセッションの前およびセッション中に) 認証情報セットを適用することができます。
[属性]。検出時に判明した、デバイスを説明するユーザー定義、ロール定義、およびその他のプロパティ。
属性パネルでは、デバイスシステムおよびホストの説明を表示する、この情報の一部を変更する、ユーザー定義属性 (お問い合わせ先など) を入力することなどができます。
Tip: 属性値はデバイスロールの定義を使用して、自動入力できます。また、検出パーセント変数構文を使用して、デバイス属性をカスタマイズすることもできます。
[ロール]。検出、ロール指定、およびデフォルトのモニタスキームについて、モデルの参照、このデバイスへのモデルの適用を行い、モデルをテンプレートとして使用します。
[プライマリロール]。検出/再スキャン時にこれらのロールを現在のロール定義の候補として検討します。
一般的なロールクラスを選択して適用します。
ロールは、変更可能な検出属性、デフォルトのモニタなど、このクラスからデフォルトの特性を継承します (該当する場合)。
[サブロール]。検出/再スキャン時に検討するサブロールを追加します。
適用する一般的なサブロールを選択します (スキャンルールがある場合)。
デバイスロールについて
Tip: ロール/サブロールエディタを使用してロールとサブロールをカスタマイズできます。
[インベントリ]。(情報提供のみ) 検出/再スキャン時に、選択したデバイスで報告されたシステム固有、ホスト、OS、シャーシ、レイヤー 2 接続性およびマージデータのテーブル。
[インベントリ] には、デバイス管理情報の完全なビューが表示されます。
[リンク]。選択したデバイスに関連付けられているユーザー定義の URL またはロール関連の URL。
カスタムリンクを定義し、検出されたデバイスに適用します。検出パーセント変数構文を使用して、各デバイスをカスタマイズすることができます。
Note: カスタムリンクはテーブル形式にして、カスタムリンクのレポートとして配布することができます。
現在のデバイスで実行されている Web ロールまたは Web サービスを表示するリンクを追加します。
http://%Discovery.Device.Name.example.com:80
vSphere Web クライアントを使用して vCenter を管理するリンクを追加します。
https://%Discovery.Device.Name.example.com:9443/vsphere-client
[タスク]。スケジュールされている設定管理タスクの管理と実行のほか、選択したデバイスに割り当てられているアーカイブ済みの設定レコードの変更と比較を行います。
タスクを使用すると、サイトのポリシーと目的に応じて、コントロールを適用し、保守を実行して、ユーザーの動作をシミュレートすることができます。
一般的なタスク
Tip: スケジュール済みタスクとパスワードタスクの作成方法の詳細については、「設定管理」セクションを参照してください。
マージ情報には以下が含まれます。