基本インストールワークフローから開始する

WhatsUp Gold をインストールするには:

  1. WhatsUp Gold インストールプログラムを起動します。
  2. プロンプトが表示されたら、WhatsUp Gold インストーラを実行する際の言語を選択して、[OK] をクリックします。
  3. ようこそ画面を読み、WhatsUp Gold の設定に標準インストールモードを使用するか、詳細インストールモードを使用するかを指定します。
    1. 標準インストールを選択すると、SQL Server Express 2017 の専用インスタンスを使用して WhatsUp Gold がインストールされます。また、ライセンスにログ管理機能が含まれている場合は、ElasticSearch の専用インスタンスもインストールされます。既存のインスタンスの SQL Server または ElasticSearch を使用する場合は、[詳細インストール] オプションを選択し、インストールプロセス中にプロンプトが表示されたら接続情報を指定します。また、[標準インストール] を選択すると、デフォルト設定および IIS ポート (80) を使用して WhatsUp Gold がインストールされるので注意してください。
    2. [詳細インストール] を選択すると、IIS の専用 Windows アカウントの指定、フェールオーバー/分散型機能の有効化 (ライセンスの内容に応じて)、既存のインスタンスの SQL Server または ElasticSearch の指し示しなど、詳しいユーザー定義設定を使用して WhatsUp Gold をインストールできます。
      [次へ] をクリックして次に進みます。
  4. システム設定チェックの結果が表示されたら、インストールプロセスに進む前に結果を確認してください。前提条件チェックに合格しなかった場合は、それらを解決してから、[再検証] をクリックして、システム設定チェックを再度実行します。
    [次へ] をクリックして次に進みます。
  5. WhatsUp Gold のアクティベーションキーを入力して [次へ] をクリックして進みます。

    Note: このダイアログでは、評価ライセンスの請求、ライセンスファイルまたはオフラインアクティベーションモードを使用した WhatsUp Gold のアクティブ化などのオプションも表示されます。これらのオプションの詳細については、製品サポートにお問い合わせください。

  6. [詳細インストール] を選択してからフェールオーバー/分散型機能をインストールする場合は、該当するチェックボックスを有効にして、WhatsUp Gold をフェールオーバー機能または分散型機能でインストールするか指定します。入力したアクティベーションキーに応じて、いずれかまたは両方の機能が自動的に有効になる場合があります。フェールオーバー/分散型機能をインストールしない場合は、SQL Server インスタンスの設定に進んでください。

    Important: フェールオーバー、または分散型/フェールオーバー機能を使用して WhatsUp Gold をインストールする場合、これ以降、代替手順に従って続行する必要があります。これらのオプションのいずれかを選択する前に、WhatsUp Gold のこのインスタンスを分散型/フェールオーバーのネットワーク監視環境の一部として展開する意図があること、またインストールおよび設定の固有の手順を十分に理解していることを確認してください。インストールする機能に応じて、以下のいずれかの手順に従ってください。

    「フェールオーバー機能を使用してインストールを続行する」
    「WhatsUp Gold 管理コンソールアプリケーションを使用したフェールオーバーインストールの最終処理」

    Important: WhatsUp Gold をフェールオーバー設定でインストールする場合、プライマリサイトをインストールする前にセカンダリサイトをインストールする必要があります。

    Warning: 分散型/フェールオーバー機能の両方を使用して WhatsUp Gold をインストールする場合、続行する前に、セカンダリ/プライマリおよびセントラル/リモートサイトのインストールの正しい作業手順を確認してください。

  7. 以下の方法に従って、SQL Server インスタンスを設定します。
    1. [標準インストール] を選択した場合は、データベースインスタンスにアクセスする際に使用する SQL Server 管理者アカウントのパスワードを入力して確認し、[次へ] をクリックします。
    2. [詳細インストール] を選択してから WhatsUp Gold に付属のローカルの SQL Server 2017 Express を使用する場合:
      • [はい、WHATSUP という名前の Microsoft SQL Server 2017 Express のローカルコピーをインストールします] を選択して、[次へ] をクリックします。
      • SQL Server Express アプリケーションおよびデータファイルのインストール先のフォルダを選択して、[次へ] をクリックします。
      • データベースインスタンスにアクセスする際に使用する SQL Server 管理者アカウントのパスワードを入力して確認し、[次へ] をクリックします。
      • WhatsUp、iDrone Service、および NetFlow データベースの名前を入力し、[次へ] をクリックします。
      • WhatsUp Gold がデータベースへのアクセスに使用する新しい SQL Server ログインのパスワードを入力して確認し、[次へ] をクリックします。
      • WhatsUp Gold のインストール先のフォルダを選択して、[次へ] をクリックします。
      • IIS Web サイトとの通信に使用する WhatsUp Gold の TCP ポート番号を入力して、[次へ] をクリックします。推奨されるデフォルトのポート番号は 80 です。
      • WhatsUp Gold 専用に作成した新しい Windows アカウントのパスワードを入力して、[次へ] をクリックします。

        Important: ライセンスによっては、この時点で、WhatsUp Gold ログ管理で使用する ElasticSearch の新しいインスタンスをインストールするか、既存のインスタンスを指すか尋ねられる場合があります。WhatsUp Gold のログ管理機能を使用するには、アクセス可能な ElasticSearch データベースが必要です。「ログ管理に使用する ElasticSearch インスタンスの設定」に進んでください。

        Important: 分散型、または分散型/フェールオーバー機能を使用して WhatsUp Gold をインストールする場合、これ以降、代替手順に従って続行する必要があります。インストールする機能に応じて、以下のいずれかの手順に従ってください。

        分散型 (セントラル) 機能を使用して WhatsUp Gold のインストールを続行する
        分散型 (リモート) 機能を使用して WhatsUp Gold のインストールを続行する

        Warning: 分散型/フェールオーバー機能の両方を使用して WhatsUp Gold をインストールする場合、続行する前に、セカンダリ/プライマリおよびセントラル/リモートサイトのインストールの作業手順を確認してください。

      • アプリケーションで使用するためにインストールする言語 (複数も可) を選択して、[次へ] をクリックします。

        Important: データベースに指定されたデフォルト名を使用することをお勧めします。標準以外のデータベース名を使用する場合は、WhatsUp Gold のインストール時にその名前を使用してください。インストールを完了してから名前を変更すると、ネットワーク監視で潜在的な問題を引き起こす可能性があります。

    3. [詳細インストール] を選択して、既存の SQL Server インスタンスを使用する場合:
      • [いいえ、WhatsUp Gold で使用するために Microsoft SQL Server の既存のローカルまたはリモートインストールを選択します] を選択して、[次へ] をクリックします。
      • WhatsUp Gold が既存のインスタンスにアクセスするために使用する SQL Server 管理者ログイン名およびパスワードと SQL Server 名または IP アドレス (デフォルト以外のデータベースインスタンスに接続している場合は、データベースインスタンスが続きます。たとえば、ip address\database name) を入力して、[次へ] をクリックします。
      • WhatsUp、iDrone Service、および NetFlow データベースの名前を入力し、[次へ] をクリックします。以前のインストールから既存のデータベース (ある場合) のバックアップを作成すること、およびデータベースバックアップファイルの保存場所を示すように促されたら、指定のダイアログを使用してそのようにします。
      • WhatsUp Gold がデータベースへのアクセスに使用する新しい SQL Server ログインのパスワードを入力して確認し、[次へ] をクリックします。
      • WhatsUp Gold のインストール先のフォルダを選択して、[次へ] をクリックします。
      • IIS Web サイトとの通信に使用する WhatsUp Gold の TCP ポート番号を入力して、[次へ] をクリックします。推奨されるデフォルトのポート番号は 80 です。
      • WhatsUp Gold 専用に作成した新しい Windows アカウントのパスワードを入力して、[次へ] をクリックします。
      • アプリケーションで使用するためにインストールする言語 (複数も可) を選択して、[次へ] をクリックします。

        Important: ライセンスによっては、この時点で、WhatsUp Gold ログ管理で使用する ElasticSearch の新しいインスタンスをインストールするか、既存のインスタンスを指すか尋ねられる場合があります。WhatsUp Gold のログ管理機能を使用するには、アクセス可能な ElasticSearch データベースが必要です。「ログ管理に使用する ElasticSearch インスタンスの設定」に進んでください。

        Important: 分散型、または分散型/フェールオーバー機能を使用して WhatsUp Gold をインストールする場合、これ以降、代替手順に従って続行する必要があります。インストールする機能に応じて、以下のいずれかの手順に従ってください。

        分散型 (セントラル) 機能を使用して WhatsUp Gold のインストールを続行する
        分散型 (リモート) 機能を使用して WhatsUp Gold のインストールを続行する

        Warning: 分散型/フェールオーバー機能の両方を使用して WhatsUp Gold をインストールする場合、続行する前に、セカンダリ/プライマリおよびセントラル/リモートサイトのインストールの作業手順を確認してください。

  8. [続行] をクリックします。WhatsUp Gold インストールプログラムがインストールを開始します。インストールプログラムが完了すると、InstallShield の [ウィザードの完了] ダイアログが表示されます。
  9. [終了] をクリックします。セットアッププログラムが終了します。

See Also

インストールする前に

セキュリティに関する考慮事項

ログ管理機能に使用する ElasticSearch インスタンスを設定する

重要:フェールオーバーおよび分散型機能を使用した WhatsUp Gold のインストールの作業手順

フェールオーバーについて

分散型について

WhatsUp Gold インストールをアップグレードする

新規またはアップグレード版ライセンスをアクティベートする

オフラインアクティベーション

WhatsUp Gold をアンインストールしています

著作権情報