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ユーザープロファイル - 設定

フォルダー クォータ

管理者はユーザーに対して、一定量以上のバイト数を MOVEit Transfer システムにアップロードできないように、クォータを設定することができます。このクォータはキロバイトまたはメガバイト単位で設定でき、そのユーザーがアップロードまたは作成するファイルに適用されます。たとえば、5 MB のクォータを持つユーザーは 2 MB のファイルと 3 MB のファイルをアップロードできますが、3 MB のファイルを 2 個アップロードすることはできません。ファイルがシステムから削除されると (多くの場合、処理組織によって削除される)、ユーザーはさらにファイルをアップロードできるようになります。たとえば、5 MB のクォータを持つユーザーは、処理組織が毎晩ファイルを MOVEit Transfer から削除している場合、4 MB のファイルを月曜日、火曜日、水曜日にアップロードすることができます。

: パッケージの添付ファイルクォータは、[SETTINGS (設定)] > [Ad Hoc Transfer] > [Content (コンテンツ)] > [Package Quotas (パッケージクォータ)] > [Ad Hoc Quota (アドホッククォータ)] セクションで設定します。

[Ad Hoc Quota (アドホッククォータ)]

管理者はユーザーがパッケージで送信できるバイト数についてクォータを設定することができます。これには添付ファイルとすべてのメモが含まれます。クォータは、所定の日数内に送信されたパッケージの合計バイト数に設定できます。また、ユーザーが 1 つのパッケージで送信できるバイト数にクォータを設定することもできます。

[Package Expiration (パッケージの有効期限)]

未登録受信者への送信 (「ゲストユーザー」)

ユーザーが未登録 (「ゲスト」) ユーザーにパッケージを送信できるかどうかは、その組織のグローバル設定またはグループ設定によって決まります。ユーザーのプロファイルでこの設定を変更して、このユーザーに適用されたグローバル/グループ動作を変更/上書きすることができます。

送信シナリオ

MOVEit Transfer 機能

未登録受信者への送信動作

パッケージ通知

セキュアなアドホック (個人間) パッケージ共有

現在のユーザーが未登録 (ゲスト) ユーザーにセキュアなパッケージ招待を送信できます。

ユーザーの [未登録受信者への送信] 設定は [禁止の変更] リンクをクリックして変更できます。

添付ファイルの送信

ユーザーが添付ファイルをパッケージに追加できるかどうかは、組織の設定と、場合によってはユーザーがメンバーとなっているグループの設定によって決まりますが、管理者はこの設定を使用して、ユーザーがパッケージにファイルを追加するのを禁止することができます。

[Attachment Download Limits (添付ファイルのダウンロード制限)]

パッケージの受信者がファイルをダウンロードできるデフォルトの回数が表示されます。これはすべての受信者の合計ダウンロード数であり、制限値が「10」で、1 人の受信者がファイルを 10 回ダウンロードした場合、そのファイルはそれ以上ダウンロードできなくなります。管理者はデフォルト値とユーザーの最大ダウンロード回数を設定することで、ユーザーのカスタムダウンロード制限値を設定することができます。

: Mobile アプリケーションおよび Web では、パッケージごとのオプションは送信者に表示されません。この設定は組織のユーザーごとのデフォルト設定を上書きし、設定しない場合は組織のユーザーごとのデフォルト設定がモバイルからのダウンロード制限回数に常に絶対値として使用されます。「Web インターフェイス - 設定 - Ad Hoc Transfer - コンテンツ」の「ファイルの送信」の「[Which users can set specific download limits on their packages? (自分のパッケージに特定のダウンロード制限を設定できるユーザー)]」を参照してください。

ホームフォルダー

新しいユーザーが追加されると、MOVEit Transfer によりホームフォルダー内にフォルダーが作成され、フォルダー名はユーザーのフルネームになります (例: /Home/John Smith)。

デフォルトフォルダー

デフォルトでは、ユーザーのホームフォルダーは、ファイルを MOVEit Transfer システムにアップロードするとき初期設定として選択されます。また、ホームフォルダーに直接移動するためのリンクもホームページに表示されます。この設定を使用すると、管理者はユーザーの「デフォルト」のフォルダーをシステム上の他のフォルダーに変更できます。ユーザーがファイルをアップロードしようとすると、このフォルダーがアップロード先フォルダーとして初期設定で選択されます。ユーザーのホームページには、デフォルトフォルダーに直接移動できるリンクも表示されます。デフォルトフォルダーは、ユーザーが FTP または SSH サーバーから MOVEit Transfer システムにサインオンしたとき配置される場所でもあります。

このページの [Edit Default Folder Settings (デフォルトフォルダー設定の編集)] セクションには、ユーザーのデフォルトフォルダーに関連した設定が含まれています。

[Shared Account (共有アカウント)]

[Account is shared (アカウントを共有)]:

アップロード/ダウンロードウィザード

この設定は、Internet Explorer ブラウザで使用される ActiveX ダウンロードウィザードにのみ適用されます。

サインオン/サインオフのログ

新着ファイルを確認するため FTP/SSH 経由で MOVEit Transfer に頻繁にアクセスする自動化されたユーザーアカウントについては、正常なサインオン/サインオフイベントのデータベースログをオフにすることができます。これにより、過剰なログによるパフォーマンスの問題とタイムアウトを防ぐことができます。デフォルトのログ設定は [All (すべて)] です。つまり、正常なイベントも失敗したイベントもすべてログに記録されます。他のログ設定として [Failures Only (失敗のみ)] があります。

ユーザーの正常なサインオン/サインオフのログを変更するには、[Change Logging Status (ログステータスの変更)] リンクをクリックします。[Edit Sign On/Sign Off Logging Status (サインオン/サインオフのログステータスの編集)] ページの [Suppress successful Sign On/Sign Off attempts from being logged to the database (正常なサインオン/サインオフ試行のログをデータベースに記録しない)] 設定で [Yes (はい)] または [No (いいえ)] をクリックします。[Change Logging Status (ログステータスの変更)] ボタンをクリックします。次に [Return to the full user profile (詳細なユーザープロファイルに戻る)] リンクをクリックしてメインのユーザープロファイルページに戻ります。

[DLP Ruleset (DLP ルールセット)]

管理者は情報漏えい対策 (DLP) ルールを設定して、件名、メモ/本文、添付ファイルなど、ファイル送信と Ad Hoc Transfer から取得したデータの機密情報を監視することができます。DLP ポリシーに違反するファイル送信は、ブロック、検疫、許可することができます。この設定で、ルールセットがこのユーザーに割り当てられているかどうかを確認できます。[Change Ruleset (ルールセットの変更)] をクリックして特定のユーザーのルールセットを変更すると、そのユーザーのユーザークラスに割り当てられているルールセットが上書きされます。

[User Profile (ユーザープロファイル) (ユーザー名)] ページのセクション: