フローソースの作成

詳細なフローデータが不要または特定のソースにない場合は、[フローソース] ダイアログを使用して SNMP ソースを手動で作成します。

16.3_flow_monitor_configure_source_dialog

フローソースを手動で作成し、SNMP を使用して次のようなデータを収集するように設定できます。

SNMP ソースを作成するには:

  1. [フローソース作成] ダイアログに移動します ([Flow Monitor] > [ソース])。
  2. [ソースの作成] をクリックします。[フローソース] ダイアログが表示されます。
  3. フローソースを指定して有効にします。
    1. [ソース IP アドレス] ボックスで、Flow Monitor ソースを作成するデバイスの IP アドレスを入力します。
    2. [表示名] ボックスに、フローソースの識別に使用する名前を入力します。
    3. [このソースのデータ収集を有効にする] を選択します (これでソースライセンスが使用されます)。
  4. SNMP のオプションを設定します。

    メモ Flow Monitor では SNMP を使用して、ソースのインターフェイスに関する情報をクエリします。

    1. 適切な SNMP 認証情報を選択します。使用する認証情報がリストにない場合は、参照ボタン ([...]) をクリックして認証情報ライブラリを開きます。認証情報の設定の詳細については、「認証情報の使用を参照してください。
    2. タイムアウトや再試行回数などの詳細オプションを設定するには、[詳細] をクリックします。[詳細] ダイアログが表示されます。適切な値を設定し、[OK] をクリックして [フローソース] ダイアログに戻ります。
    3. 使用可能なインターフェイスの更新後の名前や速度について SNMP を使用してルーターに照会するには、[クエリ] を選択します。
  5. SNMP ポーリングを使用して収集するデータを選択します。
    • インターフェイス全体のデータを収集するには、[インターフェイストラフィック全体のソースをポーリングする] を選択します (このオプションは通常必要ありません)。
    • NBAR 情報を収集するには、[NBAR 情報のソースをポーリングする] を選択します。
    • CBQoS 情報を収集するには、[CBQoS 情報のソースをポーリングする] を選択します。
  6. 各インターフェイスの速度を設定します。これはインターフェイス全体の速度の割合として容量の計算に使用されます。
    1. インターフェイスを選択し、[編集] をクリックします。[フローインターフェイス] ダイアログが表示されます。
    2. 選択したインターフェイスを Flow Monitor ホームページや Flow Monitor の他のメニューオプションに表示しないようにするには、[このインターフェイスを Flow Monitor ホームページおよび関連する設定プロパティから非表示にする] を選択します。これにより、帯域幅の監視要件に関連するインターフェイスのみを表示できます。

    メモ Null(0) インターフェイス名は真のソースインターフェイスでないため、デフォルトでは非表示になっています。Null(0) インターフェイスには、ルーターが破棄したトラフィックや、ルーターが生成したトラフィックが表示されます。どちらの場合も ifIndex = 0 でインターフェイスは存在しないため、デフォルトの表記法として interface = Null と指定します。Null(0) インターフェイスの情報をソースインターフェイスとして表示する場合は、[このインターフェイスを Flow Monitor ホームページおよび関連する設定プロパティから非表示にする] チェックボックスをオフにします。

    1. [このインターフェイスのカスタム速度を指定する] を選択します。[入力] ボックスと [出力] ボックスが有効になります。
    2. [入力][出力] に、インターフェイスの上限を bps (ビット/秒) で入力します。次に、bps で表される一般的なインターフェイス速度を示します。
      • 1 Gbps = 1,000,000,000 bps
      • 100 Mbps = 100,000,000 bps
      • 10 Mbps = 10,000,000 bps
  7. SNMP フローソースの設定が完了したら、[OK] をクリックします。[フローソース] ダイアログが閉じ、ソースが [フローソース] リストに追加されます。

参照

フローソースの管理

フローソースについて

NetFlow データをリスニングするように Flow Monitor を設定する

フローソースの表示

フローソースの設定