デバイス固有のアクティブスクリプトパフォーマンスモニタの作成

警告 VoIP アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの設定の変更はお勧めしません。変更すると、既存の VoIP 設定を VoIP セットアップユーティリティで検出できなります。

アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの詳細については、「パフォーマンスモニタのスクリプト作成」を参照してください。

このスクリプトパフォーマンスモニタには、状況に応じてデバイスの具体的な情報のポーリングに使用するコンテキストオブジェクトがあります。

デバイスの便利なアクティブスクリプトパフォーマンスモニタを作成できる、いくつかのコードサンプルを提供しています。

デバイス固有のアクティブスクリプトパフォーマンスモニタを作成するには:

  1. WhatsUp Gold Web インターフェイスでデバイスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[デバイスのプロパティ] ダイアログが表示されます。
  2. [パフォーマンスモニタ] をクリックします。パフォーマンスモニタの情報が表示されます。
  3. [追加] をクリックします。[パフォーマンスモニタの種類の選択] ダイアログが表示されます。
  4. [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタ] を選択し、[OK] をクリックします。[アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログが表示されます。
  5. 次のフィールドに適切な情報を入力します。
    • [名前]。パフォーマンスモニタの固有の名前を入力します。この名前がパフォーマンスモニタライブラリに表示されます。
    • [説明]。(オプション) モニタに関する追加情報を入力します。この説明は、パフォーマンスモニタライブラリでモニタの横に表示されます。
    • [スクリプトの種類]。JSCRIPT または VBSCRIPT を入力します。
    • [タイムアウト (秒)]。WhatsUp Gold が選択したデバイスへの接続を試行する時間を入力します。入力した時間内に接続されない場合は、タイムアウトが発生し、WhatsUp Gold は SMTP サーバーへの接続試行を停止します。これは接続失敗と見なされます。

    メモ タイムアウトに設定できる最大値は 60 秒ですが、デフォルトの 10 秒より長いタイムアウトの使用はお勧めしません。可能な限り短いタイムアウトの値を使用することをお勧めします。

    メモ アクティブスクリプトパフォーマンスモニタでの参照変数の使用はオプションです。参照変数を使用する場合、参照変数をポーリングし、そのデータをグラフ表示するために、Context.GetReferenceVariable を使用する必要があります。参照変数は、スクリプトアクションとスクリプトアクティブモニタのように、デバイスのプロパティのリストを使用する必要がないため、コードのスクリプト作成が簡略化され、スクリプトを効率的に記述できます。参照変数は、通常、リモートデバイス上の SNMP または WMI カウンタにアクセスするためにユーザーが制御する必要がある基盤の SNMP または WMI メカニズムを制御します。

    Context.GetReferenceVariable (変数名) を使用すると、事前定義された変数の名前を指定するだけで済みます。WhatsUp Gold はデバイスの認証情報を使用し、SNMP または WMI でターゲットデバイスに接続して、要求された情報を取得します。この情報は変数に保存され、今後スクリプトで使用できます。

    メモ 追加できる参照変数は、最大 10 件までです。

    • [スクリプトテキスト]。モニタコードをここに入力します。
  6. [OK] をクリックして、変更を保存します。

SNMP アクティブスクリプトパフォーマンスモニタを設定するには:

  1. [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログで、[追加] をクリックして新しい変数を [参照変数] フィールドに追加します。[新しい参照変数の追加] ダイアログが表示されます。

    メモ 追加できる参照変数は、最大 10 件までです。

    参照変数は、スクリプトアクションとスクリプトアクティブモニタのように、デバイスのプロパティのリストを取り込む必要がないため、コードのスクリプト作成が簡略化され、スクリプトを効率的に記述できます。参照変数は、通常リモートデバイスの SNMP または WMI カウンタにアクセスするために自分で対処する必要がある基盤の SNMP または WMI メカニズムを処理します。

    Context.GetReferenceVariable (変数名) を使用すると、事前定義された変数の名前を指定するだけで済みます。WhatsUp Gold はデバイスの認証情報を使用して SNMP または WMI を使用するターゲットデバイスに接続し、要求された情報を取得します。この情報は変数に保存され、今後スクリプトで使用できます。

    重要 アクティブスクリプトパフォーマンスモニタでの参照変数の使用はオプションです。参照変数を使用する場合、参照変数をポーリングし、そのデータをグラフ表示するために、Context.GetReferenceVariable を使用する必要があります。

  2. 適切な情報を入力します。
    • [変数名]。変数の固有の名前を入力します。
    • [説明]。(オプション) 変数に関する追加情報を入力します。
  3. [オブジェクトの種類] リストから [SNMP] を選択します。
  4. (オプション) デバイス接続の [タイムアウト] および [再試行回数] に値を入力します。
  5. 参照ボタン ([...]) をクリックします。[コンピュータの選択] ダイアログが表示されます。
  6. 接続するコンピュータの名前または IP アドレスを入力します。
  7. デバイス接続に使用する SNMP 認証情報を選択します。参照ボタン ([...]) をクリックして認証情報ライブラリにアクセスし、新しい認証情報を作成することもできます。
  8. (オプション) 接続するコンピュータの [タイムアウト] および [再試行回数] の値を調整します。
  9. [OK] をクリックします。SNMP MIB ブラウザが表示されます。
  10. 左パネルのナビゲーションツリーを使用して、監視する特定の MIB を選択します。ダイアログの下部に、プロパティ/値の詳細情報を表示できます。
  11. [OK] をクリックして、[新しい参照変数の追加] ダイアログの [パフォーマンスカウンタ] および [インスタンス] フィールドに OID を追加します。
  12. 設定を確認し、[OK] をクリックして [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログの [参照変数] リストに変数を追加します。
  13. [スクリプトテキスト] フィールドにモニタコードを記述するか、貼り付けます。
  14. [OK] をクリックして、変更を保存します。

ヒント SNMP API は、SNMP を使用してアクティブスクリプトパフォーマンスモニタを記述する場合に便利です。

WMI アクティブスクリプトパフォーマンスモニタを設定するには:

  1. [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログで、[追加] をクリックして新しい変数を [参照変数] リストに追加します。

    メモ 追加できる参照変数は、最大 10 件までです。

    参照変数は、スクリプトアクションとスクリプトアクティブモニタのように、デバイスのプロパティのリストを取り込む必要がないため、コードのスクリプト作成が簡略化され、スクリプトを効率的に記述できます。参照変数は、通常リモートデバイスの SNMP または WMI カウンタにアクセスするために自分で対処する必要がある基盤の SNMP または WMI メカニズムを処理します。

    Context.GetReferenceVariable (変数名) を使用すると、事前定義された変数の名前を指定するだけで済みます。WhatsUp Gold はデバイスの認証情報を使用して SNMP または WMI を使用するターゲットデバイスに接続し、要求された情報を取得します。この情報は変数に保存され、今後スクリプトで使用できます。

    重要 アクティブスクリプトパフォーマンスモニタでの参照変数の使用はオプションです。参照変数を使用する場合、参照変数をポーリングし、そのデータをグラフ表示するために、Context.GetReferenceVariable を使用する必要があります。

  2. 適切な情報を入力します。
    • [変数名]。変数の固有の名前を入力します。
    • [説明]。(オプション) 変数に関する追加情報を入力します。
  3. [オブジェクトの種類] リストから [WMI] を選択します。
  4. 参照ボタン ([...]) をクリックします。[パフォーマンスカウンタの選択] ダイアログが表示されます。
  5. 参照ボタン ([...]) をクリックして、コンピュータからカウンタを選択します。[コンピュータの選択] ダイアログが表示されます。
  6. 接続するコンピュータの名前または IP アドレスを入力します。
  7. デバイスに接続するために使用する Windows 認証情報を選択します。参照ボタン ([...]) をクリックして認証情報ライブラリにアクセスし、新しい認証情報を作成することもできます。
  8. [OK] をクリックしてコンピュータに接続します。
  9. 監視するパフォーマンスカウンタに移動するには、パフォーマンスカウンタツリーを使用します。
  10. パフォーマンスカウンタを選択した後、監視する特定のパフォーマンスインスタンスを選択します。
  11. [OK] をクリックして、[新しい参照変数の追加] ダイアログの [パフォーマンス カウンタ] フィールドに変数を追加します。
  12. [OK] をクリックして [アクティブスクリプトパフォーマンスモニタの追加] ダイアログの [参照変数] リストに変数を追加します。
  13. [スクリプトテキスト] フィールドにモニタコードを記述するか、貼り付けます。
  14. [OK] をクリックして、変更を保存します。

    重要 平均を計算するために 2 つのポーリングを必要とする WMI 参照変数をポーリングすると ("Processor\% Processor Time" など)、初回は "Null" が返されます。

参照

カスタムパフォーマンスモニタの作成

デバイス固有の APC UPS パフォーマンスモニタの作成

デバイス固有の PowerShell スクリプトパフォーマンスモニタの作成

例 - PowerShell パフォーマンスモニタスクリプト

デバイス固有の SNMP パフォーマンスモニタの作成

デバイス固有のプリンタパフォーマンスモニタの作成

デバイス固有の SQL クエリのパフォーマンスモニタの作成

SQL クエリビルダ

デバイス固有の SSH パフォーマンスモニタの作成

デバイス固有の WMI フォーマット済みカウンタパフォーマンスモニタの作成

デバイス固有の WMI パフォーマンスモニタの作成

例:ルーター帯域幅の監視

例: ネットワーク接続が遅い問題のトラブルシューティング