これまで、WhatsConfigured プラグインがそのスタンドアロンアプリケーションとできるだけ同じになるように、大抵のことはしました。WhatsConfigured の主な機能はスタンドアロンに引き継がれており、WhatsUp Gold Web インターフェイスで WhatsConfigured の殆んどすべてのタスクと手順を実行できます。
タスクとは、タスクスクリプトを使用して、ネットワークデバイスから設定データを動的に収集することです。これらのタスクはデバイスに適用され、定期的または必要に応じて手動で実行するようにスケジュールして、設定ファイルのアップロード、ダウンロード、バックアップやデバイス認証情報の管理をはじめ、多くの操作を実行できます。
タスクは、タスクライブラリ ([設定] > [タスクライブラリ])で設定し、保存します。
タスクは、[デバイスのプロパティ] ダイアログまたはタスクライブラリでのタスク設定時にデバイスに適用できます。
タスクライブラリの [今すぐ実行] オプションを使用すれば、タスクをオンデマンドで実行できます。
タスクスクリプトは SSH または Telnet からデバイスにログインし、デバイス上でコマンドラインインターフェイス (CLI) コマンドを実行します。これらのタスクは、実行中または起動時の設定を復元またはバックアップしたり、アプリケーションのパスワードを変更するなど、数々の操作を行います。
できる場合とできない場合があります。WhatsConfigured には事前設定されたタスクが 2 つあり、これらは編集も削除もできません。ただし、これらの事前設定されたタスクをコピーして変更することはできます。WhatsConfigured のカスタムスクリプト言語を使用して、ゼロからカスタムスクリプトを作成することもできます。
タスクスクリプトは、タスクスクリプトライブラリ ([設定] > [タスクスクリプトライブラリ])で設定し、保存します。
WhatsConfigured ポリシーは、アーカイブされている設定ファイルを検索して、そのファイル内で想定されている、または想定されていない文字列を見つけます。
ポリシーはポリシーライブラリ ([設定] > [ポリシーライブラリ])で設定します。
ネットワーク管理者は、テンプレートを使用して、デバイス固有の (IP アドレス、ホスト名) 情報を変数に置き換え、自動的に同じ種類のデバイスにデバイス設定をプッシュすることにより、時間を節約し、手動のデバイス設定でエラーが発生する可能性を低減させることができます。
テンプレートはテンプレートライブラリ ([設定] > [テンプレートライブラリ])で設定します。
システムスクリプトを使用すると、バックアップ実行設定スクリプトなどの特定の機能用に、WhatsConfigured の事前設定されたグローバルスクリプトをオーバーライドするスクリプトを作成できます。たとえば、Cisco デバイスの実行設定をバックアップするためのスクリプトを作成できます。具体的には、既存のバックアップスクリプトをコピーし、Cisco OID にマッピングできるようにそのスクリプトを変更します。こうして、そのスクリプトは Cisco デバイス用の新しいデフォルトのバックアップ設定スクリプトになり、スクリプトで指定された Cisco OID をサポートするすべてのデバイスについて実行設定をバックアップします。
システムスクリプトは、システムスクリプトライブラリ ([設定] > [システムスクリプトライブラリ])で設定します。
WhatsConfigured では、特定のベンダー製デバイスまたは特定の IP アドレスに合わせたカスタム CLI 設定を作成することにより、設定タスクを実行するために使用するデフォルトの CLI 設定をオーバーライドできます。CLI 設定の設定ライブラリは、CLI 設定を保存して設定する場所です。
アーカイブ検索ツールを使用すると、デバイス設定アーカイブの内容を検索できます。設定アーカイブとは、設定タスクや設定スクリプトの実行中にキャプチャされるデバイス出力です。設定スクリプトが実行されると、1 つまたは複数のコマンドの出力がキャプチャされ、ユーザーまたはシステムによって指定されたキーに保存されます。出力は、キー名とタイムスタンプを検索キーとして使用してデバイスに保存されます。
VLAN Manager では、VLAN 設定を簡単かつ動的に更新できます。VLAN Manager を使用すると、個々のデバイスから VLAN の追加、編集、および削除を行うことができます。さらに、1 つまたは複数の VLAN を 1 つのネットワークデバイスから他の VLAN 対応ネットワークデバイスにコピーして移動することもできます。