HTTP コンテンツ
HTTP コンテンツモニタは URL を要求し、HTTP 応答を想定されるコンテンツと照合してチェックします。想定されるコンテンツが返されなかった場合、モニタは失敗します。このモニタを使用すると、Web ページ/Web サーバーの可用性を確認し、ページが特定のブラウザに適切に表示されるかどうかや、特定のコンテンツの有無もチェックできます。モニタで指定したコンテンツが見つからない場合、モニタは停止していると見なされます。
モニタの一意の名前と説明を入力し、次の項目を設定します。
- 。HTTP コンテンツをチェックする場所。URL は、http:// や https:// のように適切な URI で始まる必要があります。URL には、ドキュメントのファイル名やクエリ文字列パラメータなど、ドキュメントへの完全パスを含めることができます。たとえば、http://www.example.com/reports.htm?ReportID=100 のように入力します。
- 。必要に応じて、Web サイトで認証に使用するユーザー名。
- 。必要に応じて、Web サイトで認証に使用するユーザー名に対応するパスワード。
このモニタは、基本認証のみをサポートしています。
- 。指定したコンテンツがプロキシサーバーの背後にある場合、プロキシサーバーの IP アドレスを入力します。
- 。プロキシサーバーがリスニングするポート。
- 。WhatsUp Gold が選択したデバイスへの接続を試行する時間を入力します。指定した時間内に接続できない場合はタイムアウトが発生し、WhatsUp Gold はサーバーへの接続試行を停止します。これは接続失敗と見なされます。
- 。指定した Web サイトで、プレーンテキストまたは正規表現として検索するコンテンツ。正規表現を使用する場合は、 を有効にします。このモニタは、.NET フレームワークでサポートされている標準の正規表現処理を使用する点に注意してください。
- 。このオプションをクリックすると、ダイアログボックスに上で入力した URL の Web ページコンテンツが入力されます。
- 。モニタを [デバイスのプロパティ] に表示するには、このオプションを有効にします。有効な場合、[デバイスのプロパティ] インターフェイス内の をクリックすると、適切なプロトコルまたはサービスが対象のデバイスで有効な場合に、選択したデバイスにモニタが追加されます。
必要に応じて、 をクリックし、ユーザーエージェントおよびカスタムヘッダーを設定します。
- 。リストからブラウザを選択します。ユーザーエージェント文字列は、HTTP 要求を行っている Web ブラウザを示します。この機能を使用すると、Web サイトがさまざまなブラウザからアクセスされる状況を再現できます。選択したブラウザについて最新バージョンのブラウザのユーザーエージェントが入力されます。
- [カスタムヘッダー]。チェックするヘッダーを指定します。ヘッダーは「フィールド:値」の形式で入力します。
無効なカスタムヘッダーを使用したり、HTTP ホストヘッダーなど変更が許可されていないヘッダーを変更したりすると、エラーが発生します。モニタ設定インターフェイスで をクリックして、カスタムヘッダーをテストしてください。ヘッダーに問題がある場合は、WhatsUp Gold にエラーメッセージが表示されます。たとえば、「要求された Web サイトに問題が発生しました。エラー: 'Host' ヘッダーは直接変更できません。パラメータ名: 名前。」というメッセージは、ホストヘッダーを変更できない場合に、ユーザーがカスタムヘッダーとして「Host:myhost.com」と入力したことを示します。
コンテンツの URL の例
新しくインストールした IIS サーバーのデフォルトページのコンテンツをチェックするには:
http://my-device/iisstart.htm
— ここで、my-device は、IIS のフレッシュインスタンスが実行されているホスト名または IP アドレスです。
HTTP コンテンツ モニタの動作を確認するには、Internet Assigned Numbers Authority (IANA) がホストしているいずれかのサンプルドキュメントページに対してテストします。
http://www.example.com