ファイルコンテンツモニタの追加および編集

このモニタは、指定されたファイルをスキャンして文字列パターンを検出します。ログファイルで既知のエラー文字列を検出するためのスキャンに使用できます。このモニタは、バイナリファイルではなく、ログなどのテキストファイルをスキャンします。最良のパフォーマンスを得るには、スキャンするファイルの数をできるだけ少なくしてください。ファイル名とスキャンパターンの指定に正規表現を使用すると、モニタのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。最良の結果を得るには、詳しい正規表現を作成し、特にスキャンパターンを指定する必要があります。

メモ この機能は WhatsUp Gold Premium、ProView、TotalView、TotalView Plus の各エディションでのみ使用できます。ライセンスを更新するには、 WhatsUp カスタマポータルにアクセスしてください。

新しいファイルコンテンツアクティブモニタを追加するには:

  1. WhatsUp Gold Web インターフェイスで、[管理者] > [モニタ] に移動します。[モニタライブラリ] ダイアログが表示されます。
  2. [アクティブ] タブをクリックします。[アクティブモニタ] リストが表示されます。
  3. [新規] をクリックします。[アクティブモニタの種類の選択] ダイアログが表示されます。
  4. [ファイルコンテンツモニタ] を選択し、[OK] をクリックします。[新しいファイルプロパティモニタ] ダイアログが表示されます。
  5. 適切な情報を入力するか、選択します。
    • [名前]。 アクティブモニタの固有の名前を入力します。この名前がアクティブモニタライブラリに表示されます。
    • [説明]。(オプション) モニタに関する追加情報を入力します。この説明は、アクティブモニタライブラリでモニタの横に表示されます。
    • [スキャンするファイルを含むフォルダのパス]。WhatsUp Gold がこのフォルダへのアクセスに使用する汎用命名規則 (UNC) ファイルパス。
  6. モニタがスキャンに使用する方法を指定します。
    • [すべてのファイルをスキャン]。アクセス可能なすべてのファイルをスキャンするようにモニタを設定するには、このオプションを選択します。
    • [次のワイルドカード式/正規表現に一致する名前を持つファイルをスキャン]。リストから [ワイルドカード] または [正規] を選択し、モニタで検索するファイル名の全体または一部を入力します。

    メモ ワイルドカード式は、ファイル検索結果のフィルタに使用できます。たとえば、拡張子が .txt のすべてのテキストファイルを列挙する場合は、「*.txt」を使用します。

    また、「file_1.txt」、「file_2.txt」などの名前のすべてのテキストファイルを検索する場合は、「file?.txt」を使用します。

    これらの例では、複数の文字との一致に * ワイルドカードを、単一の文字との一致に ? ワイルドカードを使用しています。

    • [タイムアウト (秒)]。WhatsUp Gold で接続を試行する時間を入力します。入力した時間内に接続できない場合は、タイムアウトが発生し、WhatsUp Gold はデバイスへの接続試行を停止します。これは接続失敗と見なされます。タイムアウトを 60 秒より大きい値に設定することはできません。
    • [タイムアウトエラーを無視する]。ファイルのスキャン中に発生したタイムアウトエラーを無視するには、このオプションを有効にします。
  7. 次のスキャン設定を行います。
    • [スキャンするパターン]。モニタで検索するリテラル文字列または正規表現を入力します。

      重要 単一行の式のみがサポートされています。

    • [パターンはリテラル文字列]。入力するパターンはリテラル文字列であり、モニタはそのパターンを正規表現として解釈せずに検索する必要がある場合は、このオプションを選択します。
    • [大文字と小文字を区別して比較を実行する]。モニタが大文字と小文字を入力されたとおりに区別するように設定するには、このオプションを選択します。
    • [ファイルコンテンツ全体をスキャンする]。ファイル全体でパターンを検索するには、このオプションを選択します。
    • [前回のポーリング以降にファイルに追加されたコンテンツのみをスキャンする]。ファイル内の新しい情報のみに検索を限定するには、このオプションを選択します。

    メモ [前回のポーリング以降にファイルに追加されたコンテンツのみをスキャンする] オプションを選択すると、WhatsUp Gold はスキャンで到達したファイル内のオフセットを追跡し、次回のスキャンはその箇所から開始されます。タイムアウトによってファイルの末尾に到達しない場合もあるため、これは必ずしもファイルの末尾ではありません。スキャンしたファイルが削除され、新しいコンテンツで再度作成された場合、次のいずれかの状況が発生します。再度作成されたファイルがそのファイルの最終スキャンオフセットよりも小さい場合、WhatsUp Gold はファイルの最初からスキャンを開始します。または、再度作成されたファイルが最終スキャンオフセットと同じサイズか、それ以上である場合、WhatsUp Gold は最終スキャンオフセットからスキャンを開始します。

    重要 Ipswitch では、モニタが適用されるターゲットデバイスではなく、ファイルコンテンツモニタ自体に関連するアクションを作成することをお勧めします。このスキャン方法が選択されている場合にファイルコンテンツモニタで監視されているデバイスにアクションを適用すると、スキャン対象ファイルを変更した後、デバイスにポーリングを行うたびに、モニタはエラーをレポートし、続いて成功をレポートする可能性があります。

  8. [稼動] または [停止] のいずれかとしてレポートするために、モニタが検出すべきパターンのインスタンスの数を指定します。
  9. [OK] をクリックして、変更を保存します。

既存のファイルコンテンツアクティブモニタを編集するには:

  1. WhatsUp Gold Web インターフェイスで、[管理者] > [モニタ] に移動します。[モニタライブラリ] ダイアログが表示されます。
  2. [アクティブ] タブをクリックします。[アクティブモニタ] リストが表示されます。
  3. 目的のファイルコンテンツモニタを選択します。
  4. [編集] をクリックします。[ファイルコンテンツモニタの編集] ダイアログが表示されます。
  5. 必要に応じて前述の設定を変更します。
  6. [OK] をクリックして、変更を保存します。

参照

Premium アクティブモニタの使用

APC UPS モニタの追加および編集

メールサーバーの監視

Microsoft Exchange 2003 サーバーの監視

Microsoft Exchange Server の監視

ファンモニタの追加および編集

ファイルプロパティモニタの追加および編集

フォルダモニタの追加および編集

FTP モニタの追加および編集

HTTP コンテンツモニタの追加および編集

JMX アクティブモニタの追加および編集

ネットワーク統計モニタの追加および編集

PowerShell アクティブモニタの追加および編集

プリンタモニタの追加および編集

プロセスモニタの追加および編集

SQL クエリアクティブモニタの追加および編集

SQL Server 2000 Monitor の追加および編集

SSL 証明書モニタの追加および編集

温度モニタの追加および編集

VoIP モニタの追加および編集

WMI フォーマット済みアクティブモニタの追加と編集

WMI モニタの追加および編集

アクティブモニタの割り当て

アクティブモニタの削除

重要なアクティブモニタについて

グループおよびデバイスのアクティブモニタレポート